脂肪燃焼スープは糖質制限中におすすめ◎具材や取り組む時に守るべきルールついて解説!!
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野菜を煮込んだスープを食べる脂肪燃焼スープダイエット。スープの具材は野菜のみですので、糖質制限もできるダイエットです。
ただし、「野菜なら何でもOKなの?」「もっと糖質を抑えた方がいい?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は脂肪燃焼スープに含まれる糖質の量や取り組む時に守るべきルールについて解説していきます。
脂肪燃焼スープは野菜が多いスープ!!糖質は問題ない?
脂肪燃焼スープは玉ねぎ、にんじん、ピーマン、セロリ、キャベツ、トマトを使うレシピが基本です。野菜をたっぷりと摂取できます。気になる脂肪燃焼スープの糖質の量は少なめといえます。
脂肪燃焼スープに使われる野菜100gあたりの糖質は、玉ねぎ7g、にんじん5.9g、ピーマン2.8g、セロリ2.1g、キャベツ3.5g、トマト3.7gです。
ご飯お茶碗1膳あたりの糖質量は55.7g、食パン6枚切り1枚なら32.3gですので、脂肪燃焼スープの糖質量は少ないといえます。
例えば全ての野菜を50gずつ使って300g+水分量のスープにした場合であっても、糖質量は12.5gです。
砂糖で味付けするともちろん糖質は高くなりますが、脂肪燃焼スープ自体の糖質は少ないので、糖質量を気にする必要はありません。
脂肪燃焼スープ1杯分のカロリーは?
脂肪燃焼スープのカロリーは150~200kcalほどです、このカロリーは食器のサイズによっても違うものですが、およその目安は150~200kcalですので、通常の食事よりぐっと摂取カロリーを抑えられます。
ご飯お茶碗1膳あたりのカロリーは234kcal、食パン6枚切り1枚なら166kcalですので、脂肪燃焼スープのカロリーは糖質量と同様に少ないといえます。
アレンジする時、糖質の多い野菜は控えめに
脂肪燃焼スープをアレンジするときは、糖質の多い野菜は控えめにしましょう。
基本の脂肪燃焼スープで使う野菜のなかには、苦手なものもあるかと思います。
もちろん、良い機会ととらえて苦手な野菜にチャレンジしても良いのですが、毎日、毎食食べるスープが苦痛になってしまってはダイエットが辛いもの。
ただし、あまりにも糖質が多い野菜ばかりに置き換えてはダイエットにつながりにくい場合もあります。
糖質の高い野菜を絶対に入れてはいけない!というわけではありませんが、確実にダイエットしたい場合には、糖質の多い野菜は控えめにしましょう。
糖質の多い野菜として代表的なものは、かぼちゃとトウモロコシです。甘味が強いので糖質が多いのも納得ですよね。100gあたりの糖質量は、かぼちゃが8.1g、トウモロコシが12.5gです。
意外にも糖質が多い野菜がれんこんです。れんこん100gあたりの糖質量は13.5gであり、意外にもかぼちゃやトウモロコシよりも多めです。れんこんは繊維質が多くてヘルシーなイメージがありますが、実は糖質が多い野菜です。
また、野菜ではありませんが、イモ類はもちろん糖質が多め。じゃがいも、さつまいも、里芋などは糖質が多いので、主食と同じ扱いといえます。
もう1つ、野菜ではありませんが豆類をスープに入れる方も多いのではないでしょうか。
豆類のなかにはタンパク質が多いものと糖質が多いものに分かれます。大豆や枝豆は糖質が少な目ですが、ひよこ豆やエンドウ豆、あずきは糖質が多めです。
糖質が多い野菜やイモ類、豆類を紹介しましたが、例えばかぼちゃにはβ-カロテンが多く、れんこんは食物繊維が豊富。
イモ類や豆類は余分な塩分を体の外に出すカリウムが多く含まれています。「糖質が多い食材=体に悪い」というわけではありません。
脂肪燃焼スープの野菜を別のものに置き換える場合は、糖質が多い野菜やイモ類、豆類に偏りすぎないように気をつけて、もしスープに使う場合は他の食事の糖質を控えめにしましょう。
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スープの味付けにも注意!
脂肪燃焼スープの味付けで、糖質の多い調味料を使いすぎないように気をつけましょう。
脂肪燃焼スープはシンプルな味付けで食べることが多いですが、物足りずに味付けを足したくなる場合があります。しかし、調味料のなかには糖質が多いものもあるので注意です。
糖質の多い調味料には、砂糖やみりんなどがあります。また、スープの味変として使うことが多いめんつゆやケチャップ、とんかつソースも糖質が多めです。
脂肪燃焼スープの味付けに物足りなさを感じる場合は、黒こしょうやカレー粉といったスパイスを使うほか、糖質カットの砂糖やみりんを使うことをおすすめします。
糖質制限のコツ
糖質制限のコツについて解説します。脂肪燃焼スープダイエットと合わせて糖質制限を行う場合もあるのではないでしょうか。
お伝えした通り、脂肪燃焼スープ自体の糖質量は少ないので問題ありません。
一方、脂肪燃焼スープの糖質ではなく、一般的な脂肪燃焼スープダイエットのスケジュールで糖質が過剰になる恐れがあり、注意が必要です。
一般的な脂肪燃焼スープダイエットは、スープだけでなく、初日は果物、2日目の夕食はじゃがいもやさつまいも、そして7日目は玄米を好きなだけ食べるスケジュールです。
この果物やイモ類、そして玄米は一見ヘルシーに思われがちですが、野菜と比較できないほど糖質が多めです。極端に糖質を制限すると急激に空腹感を感じて果物やイモ類を必要以上に食べてしまう恐れがあります。
空腹感があまりにも強いと仕事や勉強にも影響が出ますし、あまりにも低血糖になると活動量が減ってしまうものです。
さらに、脂肪燃焼スープダイエットによる低血糖のふらつきを抑えるために飴などを舐めるといきなり血糖値が上がってしまいます。
急激に血糖値が上がると脂肪をため込むホルモンであるインスリンも大量に分泌されてしまいます。
極端な糖質制限をいきなり始めるのではなく、いつもよりご飯を1口控えめにする、お腹が空く前に食事をする、といった方法をおすすめします。
脂肪燃焼スープにプラスして果物やイモ類、玄米を食べるときは、急に血糖値が上がらないように、必ずスープを食べてから糖質の多いものを食べるようにしましょう。
極端な糖質制限は注意!
極端な糖質制限には注意が必要です。空前のブームになっている糖質制限。糖質を制限する量や内容といった具体的な方法はさまざまです。
ダイエットジムや糖質制限の本によっても定義が違うもの。例えば有名なアトキンスダイエットは糖質を1日40g未満に抑える一方、北里大学研究所では1日130g以下など、明確な基準がありません。
極端な糖質制限によって、脂肪が分解される点に魅力を感じる方もいらっしゃるかと思います。糖質制限によって脂肪が分解されると体内に「ケトン体」と呼ばれる物質が正常より増えて「ケトーシス」になります。
さらにケトン体が増えて血液が酸性になると「ケトアシドーシス」と呼ばれる状態になります。ケトアシドーシスになると人によっては吐き気や頭痛、疲労感などを感じてしまうこともあり、重篤な症状では昏睡状態になる場合もあるのです。
糖質制限による短期的なダイエット効果が立証されている一方、長期間継続することに対する体への影響や安全性、予後についての研究はまだ進んでいません。
特に、通院中の方や健康状態に不安がある方は自己判断せずに、医師に相談してから糖質制限を行うと良いでしょう。糖質制限によって脂質及びタンパク質の摂取が過剰になってしまうと、動脈硬化のリスクが高まってしまう恐れもあります。
糖質を極端に制限すると筋肉量が減って痩せにくく太りやすい体質になる恐れもあります。つまり、糖質制限によって楽に体重が落とせたとしても、体の別の器官に負担がかかるほか、将来的に健康のリスクが発生する可能性もあるのです。
まとめ
脂肪燃焼スープダイエットにおける糖質量について解説しました。
脂肪燃焼スープの糖質量は少ないので、糖質制限をされている方も心配せずに食べることができます。
スープに使う野菜を変更する場合には、糖質の多い野菜であるかぼちゃやトウモロコシ、れんこんは控えめにしましょう。
脂肪燃焼スープダイエットを一般的なスケジュールで行う場合には、果物やイモ類、それに玄米が過剰にならないようにすることと、必ずスープを食べてから糖質が多い食材を食べることを意識しましょう。
また、極端な糖質制限による健康への影響は、まだ未解明な部分が多いもの。結果が表れやすい魅力的なダイエットですが、リスクも考慮していくといいですね。
普段からご飯、パン、麺を食べ過ぎている場合や砂糖を使った料理やお菓子を好んで食べる場合は少し控えめにすることをおすすめします。脂肪燃焼スープダイエットをきっかけに、甘いものを減らしてみるのもいいですね。
糖質は脳や体を動かすエネルギー源です。上手に付き合ってダイエットを継続していきましょう。
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