納豆ダイエットはなぜ注目される?栄養面から考えたやり方とお腹を満たすダイエット食を伝授!!
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納豆ダイエットは「綺麗に痩せたい」「健康的に痩せたい」という方におすすめです。さまざまなダイエットが世の中にありますが、納豆ならではのダイエット効果も紹介しています。
ダイエットを選ぶ基準にしていただけると幸いです。
執筆者:聖 彩楓
資 格:管理栄養士|フードスペシャリスト|食物アレルギー対応食アドバイザー
納豆ダイエットはなぜ注目される?
納豆を食べて痩せる納豆ダイエットが今注目されています。納豆は大豆からできており、主な栄養素はタンパク質です。脂質も含まれていますが、糖質が少ないという点から今流行りの糖質オフダイエット中にも食べられる食材として多くのダイエッターに人気です。
他にも納豆そのものに含まれる栄養素にはダイエットに嬉しい効果がたくさんです。
納豆菌(ナットウキナーゼ)
ナットウキナーゼとは大豆から納豆を作る際にできる酵素で、納豆特有のネバネバ成分の1つです。
このナットウキナーゼは、血流改善の働きがあり、代謝を上げる効果があります。代謝が上がると今までと同じ運動量でも消費するエネルギー量が増えるためダイエット効率がアップします。また、血流の改善は美肌にも関係してくるので、綺麗にダイエットしたい方は特に注目です。
大豆タンパク質
納豆は大豆でできているとお話しました。大豆に含まれている大豆タンパク質は、タンパク質の栄養価を示すアミノ酸スコアが最高値の100であり、体に必要な質をバランスよく含んでいます。
体を効率よく作ることができるので、運動と一緒に取り入れ痩せやすい体質を手に入れましょう。また、大豆タンパク質を摂取することで、アディポネクチンという食欲を抑えるホルモンの分泌が促進されます。食べ過ぎを避けたいダイエット期間中にはありがたい効果です。
ビタミンB2が代謝をサポート
納豆にはビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンB2は脂質の代謝に関わっており、脂質をエネルギーに変えるために欠かせない栄養素です。脂質は細胞を作ることにも手助けをしているため、適度な脂質とビタミンB2で代謝を回すことで、ダイエット中にできやすい口内炎も予防することができます。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンには脂肪の蓄積を抑え、燃焼を促進させる効果があると言われています。また、女性ホルモンの1つであるエストロゲンと似たような構造をもち、コラーゲンを増やして美肌をサポートしてくれる働きもあります。
肌が荒れやすいダイエット中に嬉しい効果です。美肌だけでなく、健康にも良い効果をもたらしてくれるので老若男女問わず取り入れたいですね。
栄養から考える納豆ダイエットのやり方
ダイエット効果を上げるためにも、効率よく納豆ダイエットに取り組みたいです。どのダイエットにもいえますが、同じダイエットでも食べ方や取り組む時間などによって効果の出方が変わってきます。そこで納豆ダイエットではどのやり方が一番効率が良いのかみていきましょう。
納豆を食べる時間で変わる効果の違い
朝は栄養素を吸収しやすい時間帯であるため、納豆に含まれるダイエットに良い栄養素の力が発揮され、脂肪燃焼効果を高めてくれる働きが期待できます。
夜はその後の運動量が少ないため、摂取カロリーを抑えたいです。
納豆は肉や魚などに比べエネルギー量が少ないので夜に摂取することで1日の摂取カロリーを抑えることが期待できます。また、タンパク質を夜に摂取することで寝ている間に筋肉が作られ痩せやすい体に近づくことができます。
納豆を食べる順番
納豆はタンパク質になるので、ダイエットに効果的な食べる順番でいうと、野菜の次になります。ベジファーストといい、野菜を初めに食べることで血糖値の上昇を抑え脂肪をためにくくなります。
納豆などのタンパク質はさほど血糖値を上げるものではないので野菜の次に食べると良いです。また、納豆は冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態だと、ナットウキナーゼが十分に働かないため、常温になる頃に食べ始めるとより効果が得られます。
組み合わせで飽きずに効果アップ
納豆には魅力がたくさんありますが、これが毎日続くとなると飽きも出てきます。そんなときは一手間加えていつもの納豆をワンランクアップしましょう。組み合わせる食材で効果によって効果もアップします。特に高めたいと思う効果に合わせて食材をプラスしても良いですね。
酢飯で食べる納豆巻きは最高のダイエット食
納豆にお酢を加えることで鉄分の吸収が上がります。鉄分が不足すると疲労も溜まりやすくなるので、月経のある女性やダイエット中の女性に特にお勧めになります。
他にも、お酢にもダイエットに嬉しい効果がたくさんあります。
お酢は血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあるので、血糖値をあげやすいご飯に混ぜることで緩やかに血糖値が変動します。血糖値の変動が緩やかになると脂肪をためにくくなります。他にもお酢には疲労回復の効果もあり、こちらもダイエット中には取りたい食材です。
このことからお酢とご飯、納豆を一緒に食べられる納豆巻きはダイエット食といえます。
コンビニの納豆巻きには注意
納豆巻きはダイエット食とお伝えしましたが、コンビニの納豆巻きには注意しましょう。というのも酢飯を作るときにはお酢だけでなく砂糖や塩が入ります。コンビニの納豆巻きは万人に美味しいものを作っているため、味が濃く塩や砂糖が多めです。砂糖が多いと血糖値が上昇しやすく脂肪も溜め込みやすくなります。
ダイエット目的で納豆巻きを食べるときはお家で作ることをオススメします。
足りない栄養は組み合わせでカバー
納豆はダイエットに効果的な食材と言いましたが、納豆にも足りない栄養素があります。そのため偏って納豆ばかり食べるのはおすすめしません。他の食材を組み合わせて食べることで不足した栄養素を補う他、納豆のダイエット効果を高めてくれたり、飽きずに食べることができるのでおすすめです。例えば、納豆にはビタミンCやビタミンEが不足しているので、トマトやアボカドを組み合わせて食べましょう。洋風になるのでここにチーズを組み合わせても美味しいです。
まとめ
納豆ダイエットがなぜ注目されるのか見ていきました。食が欧米化している近年ですが、和食も美味しいものがたくさんあります。日本食の1つである納豆にはダイエットする方におすすめの効果がたくさんです。また、安価で手軽に食べられるのもおすすめなところの1つです。色々な食材を組み合わせて美味しく楽しみながらダイエットを取り組みましょう
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