脂肪燃焼スープはまずい!?人気のダイエットスープを美味しくするアレンジ方法を紹介

脂肪燃焼スープはまずい

人気のダイエットとして話題の脂肪燃焼スープ。美味しいという声がある一方で、試してみたもののあまり美味しくない、まずい…。といった声も残念ながらあります。せっかくなら、美味しいスープにアレンジして、ストレスなくダイエットしたいものです。
脂肪燃焼スープを美味しく食べられるレシピをご紹介します。

執筆者:渡部 早紗

資 格:管理栄養士

仕 事:病院での栄養指導や献立作成を経て現在は管理栄養士ライターとして活動

脂肪燃焼スープはまずいの?

脂肪燃焼スープはまずいスープではありません。野菜をトマト缶とコンソメ、塩コショウで煮込んだスープなので、一般的に食べ慣れない食材や調味料は使われていません。変わった食材を組み合わる料理ではないので、「脂肪燃焼スープ=まずい」とはならないはず。

しかし、脂肪燃焼スープがまずい、美味しくないといった声もあります。ここで脂肪燃焼スープがまずいといわれている理由を挙げます!!
脂肪燃焼スープがまずいといわれる理由は、スープの食材・味付け・煮込み時間が挙げられます。では詳しいご説明します。

苦手な野菜が入っている

基本の脂肪燃焼スープに使う野菜は5種類。にんじん・玉ねぎ・キャベツ・トマト・セロリです。5つの野菜のうち、特に香りが強くてスープ全体の味にも影響しているのがセロリです。元々セロリが苦手な人は特に食べるのがつらくなってしまうでしょう。
脂肪燃焼スープの味のベースはトマト。トマトの酸味や青臭さがが苦手な人にとっても、苦手な味になってしまいます。キャベツを煮込むと甘味が増しますが、キャベツの青臭さが苦手な人も、苦手に感じてしまうといえます。

味付けが薄い

脂肪燃焼スープの味付けは塩コショウとコンソメのみ。さらに肉や魚などを使わないため、うま味が少ないスープといえます。野菜を油で炒めてからスープを入れると味にコクが生まれますが、野菜をそのまま煮込むだけでは少し物足りなさを感じてしまうことも。
外食や市販のインスタント食などで濃い味に慣れている私たち。薄味の脂肪燃焼スープは味覚をリセットできるメリットもありますが、あまりの薄味にダイエットが続かないと本末転倒ですよね

長時間煮込みすぎて野菜の食感が悪い

スープを長時間煮込むことで、野菜の食感が悪くなり、あまり美味しくなくなってしまうことも。レシピに「〇分」煮込むと書かれていても、火加減や家庭の熱源によって火の通り方はさまざまです。脂肪燃焼スープは野菜が好みの固さになるまで煮込むことを目安にしましょう

脂肪燃焼スープは1食分ではなく、大鍋でたっぷり作るレシピが多いです。大鍋で何度も温め直すと、その分野菜に火が入り、クタクタに煮込まれてしまいます。脂肪燃焼スープは少量ずつ作ると温め直す回数が少なくなります。スープを大量に作ったときは、タッパーなどに小分けして冷蔵庫・冷凍庫に入れておくと良いでしょう。

脂肪燃焼スープに使われる野菜は変えてもいいの?

脂肪燃焼スープに使う野菜は変えても良いです。ダイエットは仕事ではありません。「絶対にこの通りしなければ!」と追い詰めると続かなくなってしまうので、苦手な野菜があれば変更してみましょう。
スープに適している野菜はなす、インゲン、白菜、かぶ、きのこなどがあります。季節の野菜を取り入れてみましょう。ゴーヤなどクセの強い野菜は少量ずつ試すと良いですね。

脂肪燃焼スープの味付けを変えてもいいの?

野菜同様、脂肪燃焼スープの味付けを自分好みに変更しても構いません。味付けには、塩分が少ないものを選んでみましょう。たっぷりの野菜を使う脂肪燃焼スープ。野菜に含まれるカリウムによって余分な塩分や水分を排泄してくれます。せっかくカリウムたっぷりのスープを食べるなら、スープの塩分にも気をつけたいもの。塩分の少ない調味料で味付けをしてみましょう。

塩分がほとんど含まれない七味唐辛子やカレー粉などがおすすめです。スパイスで血行が促進されるのも嬉しいポイントです。基本のレシピにはコショウが使われていますが、粗挽きのブラックペッパーを追加するとピリッとした刺激がプラスされます。

出汁を活用

うま味の相乗効果といって、脂肪燃焼スープの材料であるトマトに含まれるグルタミン酸に、うま味成分のイノシン酸やグアニル酸を組み合わせるとうま味がグッとアップします。
イノシン酸はかつお節、グアニル酸は干し椎茸などのキノコ類に含まれるので、だし汁を加えると薄味でも美味しく食べられます。

いくらでもアレンジしてもいいの?

脂肪燃焼スープを美味しくするためのアレンジはさまざまです。必ず正しい方法でする必要もありませんが、アレンジによってはダイエットの成果が出にくいものもあります。
ダイエットの目標は人それぞれ。「美味しく、ゆっくり」ダイエットしたい場合はルールを緩めて行うと良いですが、短期間でダイエットする必要がある場合は多少の制限をつけておきましょう

注意点

  • かぼちゃやじゃがいも、とうもろこし、れんこんは糖質が多い食材になります。入れすぎるとスープのカロリーが高くなるので気をつけましょう。
  • 塩分も油分も必要な栄養素ですが、普段の食事から摂りすぎている傾向があります。味噌、醤油、鶏がらスープを使うと味に深みが出ますが、塩分が多いので使うときは少量にしましょう。
    カレールーは塩分と油分が多い調味料の1つ。1かけら単位で使うので入れすぎてしまうことも。カレー味にしたいときはカレー粉がおすすめです。

脂肪燃焼スープと一緒に食べたい食品は?

脂肪燃焼スープと一緒に食べたいおすすめの食品を紹介します。
脂肪燃焼スープは糖質・脂質・タンパク質が少ないため、3食ともスープ単体では必要な栄養素が不足してしまうことも懸念されます。
スープだけでなく、他の料理を用意したり、スープに食材を追加して栄養バランスを整えてみましょう。

おすすめ食品①:サラダチキン

高タンパク質で脂質の少ないサラダチキン。必要なタンパク質を十分に摂取して、筋肉量を維持することで基礎代謝の低下を防ぎ、ダイエットにつながります
サラダチキンは程よい歯ごたえで満足感が得られるのも嬉しいポイント。そのまま食べても良いですし、スープのトッピングにもぴったりです。1食分は自分の手のひらサイズくらいの量を目安にしましょう。

おすすめ食品②:ゆで卵

1日1個はとりたい卵。卵にはタンパク質や脂質、ビタミンなどがバランスよく含まれています。ゆで卵にすると必要以上にバターなどの油脂を使わずに調理できます。ゆで卵は腹持ちが良いのも魅力。半粥卵にしてスープに添えるのも良いですね。

おすすめ食品③:サバ・サバ缶

サバ缶ダイエットでもおなじみのサバ。安価で年中出回っているので取り入れやすい魚です。サバなどの青背の魚にはEPAが豊富に含まれています。EPAは脂肪の燃焼を促進し、皮下脂肪や内臓脂肪を減らすことが期待されています。脂肪燃焼スープと合わせて取り入れたいですね。
サバをさっと焼いてそのまま食べても良いですし、サバ缶をスープに加えるのもおすすめです。こってりと油ののったサバとさっぱりしたトマトベースの脂肪燃焼スープはよく合います。塩サバは塩気が強いので食べるときはスープを薄味にして調整しましょう。

美味しい脂肪燃焼スープのレシピ6選

美味しい脂肪燃焼スープのレシピ動画を紹介します。基本の脂肪燃焼スープをもとに、食材や味付けをアレンジしたものを紹介しますので、自分の好みのものを選んで作ってみましょう。

セロリ・トマトが苦手な人におすすめ

脂肪燃焼スープの食材のなかでもセロリ・トマトが苦手な人は思い切って食材を変えてみましょう。
トマトには抗酸化作用があるリコピンが豊富です。トマトを使わないぶん、β-カロテンが豊富な緑黄色野菜をたっぷりと入れましょう。β-カロテンも抗酸化作用が期待されています。ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、いんげん、モロヘイヤ、ニラなどがおすすめです。

おすすめなポイント

数種類の野菜をたっぷり入れる脂肪燃焼スープ。★野菜が高いときや忙しくて野菜が使い切れない場合は冷凍野菜を使ってみましょう。★冷凍野菜は下茹での行程で水溶性ビタミンはやや減少してしまいますが、β-カロテンは熱に強いため栄養素の損失が少ないです。

野菜の青臭さが苦手な人におすすめ

野菜の青臭さが苦手な人はクセの少ない野菜を取り入れてみましょう。玉ねぎ、大根、かぶなどはクセが少なく、加熱すると甘味が増すのでスープにおすすめの野菜です。

おすすめなポイント

クセの少ない玉ねぎ、大根ににんじん、舞茸をいれたレシピ。キノコ類は食物繊維が豊富に含まれるため、スープに取り入れて欲しい食材です。舞茸はうま味成分「グアニル酸」がたっぷり。舞茸は水溶性食物繊維のβ-グルカンがキノコ類の中でも特に豊富です。β-グルカンは免疫機能を高めるはたらきも期待されています。

薄味のスープが物足りなく感じる人におすすめ

薄味のスープが物足りない場合は、ニンニク、しょうが、香辛料などを追加してみましょう。
豆板醬やコチュジャンを加えて韓国風・中華風などにアレンジすると目先が変わります。

おすすめなポイント

野菜の下準備のみ行い、食べるときに好きな野菜とスープベースを選んで調理するレシピ。
中華風は鶏がらスープとオイスターソースのコクでスープに深みが出ます。韓国風チゲスープはニンニクと豆板醤でパンチのある味です。具材は食物繊維とカルシウムが豊富な切り干し大根を使用しています。切り干し大根は煮物だけでなくスープにもおすすめの食材です。

トマトベースのスープが苦手な人におすすめ

トマトスープの酸味が苦手な場合はトマト抜きのスープにしてみましょう。
シンプルなコンソメ味にしても良いですし、醤油を入れて和風に味付けしてもおすすめです。

おすすめなポイント

だし醤油と塩で味付けした和風ベースのスープ。黒こしょうと生姜を入れることでピリッとした辛味が加わり物足りなさをカバーできます。ショウガに含まれる辛み成分ジンゲロンが体を温めてくれるスープです。

しっかりした味のスープが食べたい人におすすめ

あっさりした味のスープが苦手な人はスパイスや粉チーズなどのしっかりした味付けを試してみましょう。
濃い味にしたいときも、スープの一口目は「少し薄い」と感じるくらいの味付けでストップします。くどさを感じずにスープを最後まで美味しく食べるためには、最初は薄く感じる程度にしましょう。

おすすめなポイント

材料を大きく切ってトロトロになるまで煮込むスープ。小さくカットする場合とまた違った美味しさが楽しめます。ゴロゴロと具材の食感を残す方法もおすすめです。粉チーズにはカルシウムとタンパク質が豊富。ただし粉チーズは塩分も含まれているので、かけすぎには気をつけましょう。

長時間煮込みすぎたスープが苦手な人におすすめ

長時間煮込んでクタクタになった野菜が苦手な場合は、スープを小分けして作ってみましょう。大鍋のまま保存するのはスープが傷んでしまう原因にもなるので、衛生面においても小分けする方法がおすすめです。

おすすめなポイント

スープのベースを作って小分けして保存するので、煮込みすぎる心配がありません。
スープの具材にはピーマンを使用。ピーマンはビタミンKが豊富に含まれています。ビタミンKは血液の凝固や丈夫な骨の形成に関わるビタミンです。ほろ苦さがスープによく合います。

まとめ

脂肪燃焼スープがまずいと感じる方におすすめの美味しくする方法をご紹介しました。苦手なものを我慢して食べるとストレスで続かなくなってしまいます。「絶対に正しい方法でしなければ!」と無理をせず、思い切ってスープの食材や味付けをアレンジしてみましょう。美味しく、無理をせずにダイエットを継続させてください。

 

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