パプリカは色によって栄養価が違い、健康美容効果に優れた食材!

パプリカの栄養

スーパーで目にするパプリカは赤や黄、オレンジといったカラフルな色が特徴です。パプリカには栄養成分が豊富に含まれており魅力的な野菜です。パプリカはピーマンと同じく唐辛子の仲間ですが辛味はなく、むしろ甘みが強くピーマンのような苦味もほとんどないので、色々な料理に幅広く活用できる万能野菜です。

▶︎パプリカの上手な選び方と調理するポイント<

パプリカが持つ栄養

  • 赤色、黄色、オレンジ色それぞれに栄養価が違う

  • 美肌効果があるビタミンC

  • 体の老化を防ぐカロテン

  • 血の巡りを良くするビタミンE

  • むくみを解消させるカリウム

パプリカの色ってなぜ違うの?

実はパプリカは赤、黄、オレンジ、以外にも、白、黒、紫、茶とたくさんの色があります。その中でも日本でよく目にするのは赤、黄、オレンジの3種類。

このパプリカの色の違いはピーマンを収穫する時期によって変わってきます。
緑のピーマンが一番早く収穫されますが、その緑のピーマンを収穫せず置いておくと黄色になりますが、そのまま置いておくとオレンジ色になり、最後は赤色に変わります。
このように収穫時期をずらすことで、ピーマンが完熟していき、収穫時期が遅く、日光をたくさん浴びたものがより完熟した味になっていくのです。



パプリカの色によって栄養価に違いあり

パプリカは色によって栄養成分の量が変わってきます。しかし、全てのパプリカにはビタミンCやビタミンE、カロテン、カリウムといった栄養は豊富は含まれているため、それぞれに共通した栄養効果は期待されていますが、更に細かくそれぞれのパプリカの特徴をご紹介しましょう。

▼赤パプリカ

赤パプリカの色は、赤唐辛子に含まれているカプサイシンといった色素と同じもの。カプサイシンは、唐辛子や唐辛子の粉末などに含まれていますね。そのカプサイシンには、代謝をアップさせ体を温める効果があるため、血行促進の作用があります。更にパプリカには老化を抑える為の抗酸化作用があります。
その役割を持つカロテノイドが赤パプリカや黄パプリカに多く含まれていますが、赤パプリカは黄パプリカの5倍のカロテノイドが含まれているのです。
カロテノイドはカロテンとキサントフィルという二つのグループに分けることができますが、老化を遅らせるには、キサントフィルの方が優れていると言われています。そのキサントフィルが赤パプリカにはたくさん含まれているのです。しかもその量は、人参の約50倍。トマトの約100倍ということですので、かなりの量が含まれていることがわかりますよね。

▼黄パプリカ

とても鮮やかな黄色の黄パプリカは、レモンのようにビタミンCがとても豊富に入っています。ビタミン Cの含有量は、ピーマンの2倍から3倍と言われています。
そのビタミンCの効果として、美肌効果 、抗酸化作用、疲労回復、鉄分の吸収を促進させる、免疫力を活性化させる、発がん物質の抑制、疲れた体を癒し病気を予防するなどといった効果があります。
抗酸化作用はビタミンCにもあるので、体の中のサビつきを抑えてくれます。
更にビタミンCは、お肌の老化を予防し美肌に導く栄養成分ですので、シミやソバカスを防ぐことができるため、肌を気にする女性にはおすすめの成分と言えるでしょう。

またパプリカにはビタミンPという成分が存在し、熱に弱い性質のビタミンCを壊れにくくしてくれる働きがあるのです。そのため加熱してもビタミンCが失われにくいという嬉しい特徴があります。
因みに、ビタミン C という成分はパプリカから最初に発見されました。このことによって発見者はノーベル生理学医学賞を受賞しています。

▼オレンジパプリカ

オレンジ色は、赤色と黄色を混ぜ合わせることで出来る色です。その色の組み合わせのように、オレンジパプリカには、赤パプリカ、黄パプリカ両方の栄養成分が含まれているのです。抗酸化作用を持つカロテンや、美肌や美白効果の高いビタミンC、さらにアンチエイジング効果が期待できるビタミン E も豊富に含まれています。ビタミンEは血の巡りを良くするため、コレステロールの防止や冷え性、肩こりの改善に効果が期待できる栄養成分です。

カリウムでむくみを解消

カリウムは体の中に溜まった塩分を調整してくれる働きを持っているので、パプリカは高血圧の方やその予防におすすめの野菜です。
そして、カリウムには利尿作用があるためむくみの解消にもつながるのです。利尿作用により、体に溜まった余分なものを外に出してくれるため疲労回復にも繋がります。

ミニパプリカ

パプリカの上手な選び方と調理するポイント

栄養豊富なパプリカの上手な選び方のポイントをご紹介しましょう。まず、中心にある軸、果柄(かへい)が緑色で切り口が新しくハリとツヤのあるものが良く、切った時に肉厚で柔らかくみずみずしいものが新鮮です。また、皮にシワがあるものは鮮度が落ちている証拠ですのでハリのあるものを選んで下さい。
パプリカは水分がつくと傷みやすい野菜ですので、保存する時にはしっかりと水気を取って冷蔵庫で保管。通気性を良くすることがポイントです。このことを守れば、ピーマンよりとても保存が長く効く優秀野菜なのです。

パプリカを調理する時のポイント

パプリカは生でも加熱しても美味しく食べられる、とても便利な野菜です。
生のまま薄くスライスして、サラダに入れると見た目も華やかでとてもおしゃれなサラダに変身します。そんなパプリカも、油との相性が良く、油を使うことでカロテンの吸収が更にアップします。ですので、サラダにはノンオイルではなくオイル入りのドレッシングをおすすめします。
パプリカは熱を加えてもビタミンCが失われにくいところがあるので、サラダだけではなく炒めたり、煮込んだりと色々な料理に使ってみてくださいね。

■まとめ

パプリカはピーマンと似ていますが、苦味が少ないため味わいやすく、また彩りにも使える、冷蔵庫に一つあればとても便利な夏野菜です。
野菜不足の現代人には緑黄色野菜であるパプリカはおすすめ野菜と言えるのではないでしょうか。
ピーマンが苦手なお子さんにもこの甘くてジューシーなパプリカなら生で食べさせることだって可能ですよ。

この記事の執筆者

関連記事

 

よく読まれている