パプリカの栄養

パプリカは色によって栄養価が異なり、美肌に必要な栄養が豊富

パプリカには美肌に必要ば抗酸化ビタミンが豊富に含まれ、美容ビジタブルと呼ばれるほど美容効果が抜群です。ピーマンと比べてビタミンCは約2倍、カロテンは約7倍程あり、とても栄養価が高いパプリカですが、色が異なるごとに栄養価の違いがあります。

執筆者:ASUKA

資 格:食生活アドバイザー2級|フードインストラクター認定|食育指導士

パプリカの栄養について

パプリカの栄養について

抗酸化ビタミンが豊富、美肌になるためには活性酸素の働きを抑える「抗酸化力」が必要になります。抗酸化力が高い栄養には「カロテン」「ビタミンC」「ビタミンE」が必要ですが、パプリカには全て豊富に含まれている魅力があります。

カロテンについて

ビタミンAは肌に大切な栄養と注目され、カロテンを摂る事で体内で必要な量をビタミンAに変換します。
ビタミンAは抗酸化力が高く、肌や体のサビを防ぐ効果が抜群で、アンチエイジング力に期待でき、皮膚や粘膜の健康を維持するといわれています。免疫力を上げる効果もあり、美容や健康のために、積極的に取り入れたい栄養です。

ビタミンCについて

ビタミンCは人間の体内で作られない栄養になるため、食事を通して摂ることが必要になります。ビタミンCは摂りすぎても心配がなく、免疫力の向上やコラーゲンの合成に欠かせない栄養です。ビタミンCは水溶性で体内に蓄積されない為、不足しないように毎日少量ずつ摂るようにしましょう。

ビタミンCに期待できる効果

  • 免疫機能を高める

  • 美肌に欠かせないコラーゲンの生成を促す

  • シミそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する

  • 鉄分の吸収を高める

  • 糖の代謝を促す

  • アレルギー反応で生じるヒスタミンの動きを抑える

  • ストレスを軽くする

  • ホルモンの生成をスムーズにする

  • アルコールの分解を助けてくれる

パプリカの色ってなぜ違うの?

パプリカの色ってなぜ違うの?

実はパプリカは赤、黄、オレンジ、以外にも、白、黒、紫、茶とたくさんの色があります。その中でも日本でよく目にするのは赤、黄、オレンジの3種類。このパプリカの色の違いはピーマンと同じで収穫時期によって変わってきます。緑ピーマンが一番早く収穫されますが、その緑のピーマンを収穫せず置いておくと黄色になります。そのまま置いておくとオレンジ色になり、最後は赤色に変わります。このように収穫時期をずらすことで、ピーマンが完熟していき、収穫時期が遅く、日光をたくさん浴びたものがより完熟した味になっていくのです。

パプリカの色によって栄養価に違いあり?

パプリカは色によって栄養成分の量が変わってきます。しかし、全てのパプリカにはビタミンCやビタミンE、カロテン、カリウムといった栄養は豊富は含まれているため、それぞれに共通した栄養効果は期待されます。更に細かくそれぞれのパプリカの特徴をご紹介しましょう。



赤パプリカ

赤パプリカの色は、赤唐辛子に含まれているカプサイシンといった色素と同じもの。カプサイシンは、唐辛子や唐辛子の粉末などに含まれていますね。そのカプサイシンには、代謝をアップさせ体を温める効果があるため、血行促進の作用があります。更にパプリカには老化を抑える為の抗酸化作用があります。
その役割を持つカロテノイドが赤パプリカや黄パプリカに多く含まれていますが、赤パプリカは黄パプリカの5倍のカロテノイドが含まれているのです。
カロテノイドはカロテンとキサントフィルという二つのグループに分けることができますが、老化を遅らせるには、キサントフィルの方が優れていると言われています。そのキサントフィルが赤パプリカにはたくさん含まれているのです。しかもその量は、人参の約50倍。トマトの約100倍ということですので、かなりの量が含まれていることがわかりますよね。

黄パプリカ

とても鮮やかな黄色の黄パプリカは、レモンのようにビタミンCがとても豊富に入っています。ビタミン Cの含有量は、ピーマンの2倍から3倍と言われています。
そのビタミンCの効果として、美肌効果 、抗酸化作用、疲労回復、鉄分の吸収を促進させる、免疫力を活性化させる、発がん物質の抑制、疲れた体を癒し病気を予防するなどといった効果があります。
抗酸化作用はビタミンCにもあるので、体の中のサビつきを抑えてくれます。
更にビタミンCは、お肌の老化を予防し美肌に導く栄養成分ですので、シミやソバカスを防ぐことができるため、肌を気にする女性にはおすすめの成分と言えるでしょう。

またパプリカにはビタミンPという成分が存在し、熱に弱い性質のビタミンCを壊れにくくしてくれる働きがあるのです。そのため加熱してもビタミンCが失われにくいという嬉しい特徴があります。
因みに、ビタミン C という成分はパプリカから最初に発見されました。このことによって発見者はノーベル生理学医学賞を受賞しています。

オレンジパプリカ

オレンジ色は、赤色と黄色を混ぜ合わせることで出来る色です。その色の組み合わせのように、オレンジパプリカには、赤パプリカ、黄パプリカ両方の栄養成分が含まれているのです。抗酸化作用を持つカロテンや、美肌や美白効果の高いビタミンC、さらにアンチエイジング効果が期待できるビタミン E も豊富に含まれています。ビタミンEは血の巡りを良くするため、コレステロールの防止や冷え性、肩こりの改善に効果が期待できる栄養成分です。

パプリカを調理する時のポイント

パプリカを調理する時のポイント

パプリカに含まれるビタミンCは繊維でしっかりと守られ、加熱しても失われにくい食材です。調理する時はオリーブオイルなど良質な油でサッと炒めて食べるだけでβ-カロテンの吸収率が高まります。

パプリカは生でも美味しく食べられる野菜です。生のまま薄くスライスして、サラダに入れると見た目も華やかでとてもおしゃれなサラダに変身します。その場合はオイルドレッシングを使うことで油と一緒に食べる事ができます。

パプリカの選び方

栄養豊富なパプリカの選び方は中心にある軸、果柄(かへい)が緑色で切り口が新しくハリとツヤのあるものが良く、切った時に肉厚で柔らかくみずみずしいものが新鮮です。皮にシワがあるものは鮮度が落ちている証拠ですのでハリのあるものを選んで下さい。

保存方法

パプリカは水分がつくと傷みやすい野菜ですので、保存する時にはしっかりと水気を取って冷蔵庫で保管。通気性を良くすることがポイントです。このことを守れば、ピーマンよりとても保存が長く効く優秀野菜なのです。

パプリカについてのまとめ

まとめ

赤パプリカに含まれる「カプサンチン」は赤唐辛子に多く含まれる色素成分で、β-カロテンの仲間。強い抗酸化作用があり、その強さはリコピンと同等といわれています。善玉コレステロールを増やす働きや動脈硬化の予防に効果があり、生活習慣病全般に効く成分として注目されています。

パプリカはピーマンと違い苦味が少ないので食べやすく、栄養抜群、料理を彩ることができる万能野菜です。冷蔵庫に一つあればとても便利、野菜不足の現代人には緑黄色野菜であるパプリカがおすすめです。

                       

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