玉ねぎで血液サラサラ効果?!健康に導く優れた成分がいっぱい!

玉ねぎの効果

玉ねぎには、ビタミンやミネラル、たんぱく質などは多く含まれていません。代わり、玉ねぎを切る時に涙がでる原因は硫化アリルという成分によるもので、この成分はビタミンB1の吸収を高め新陳代謝を高める働きがあります。ミネラルも豊富で老化やがん予防に効果がある野菜です。
その他にも血管にかかわる病気に効果的な「アリシン」や、老化防止に効果があるポリフェノールの一種である「ケルセチン」が豊富に含まれている魅力たっぷりの健康野菜なのです!

▶︎ 玉ねぎの栄養を損なわずに摂る調理方法とは

玉ねぎの魅力的な効果

  • アリシンで血液サラサラ

  • 殺菌作用

  • ケルセチンで血管を丈夫に

  • 生活習慣予防

  • 疲労回復効果

アリシンで血液をサラサラに!

「玉ねぎは血液をサラサラにする」ということを一度は聞いたことありませんか?ではなぜ血液をサラサラにできるでのでしょうか。
それは玉ねぎには血液をサラサラにしてくれる「アリシン」という成分が含まれているからなのです。

玉ねぎを刻むと目がしみたり、また生で食べると辛いと感じることはありませんか?これは全てアリシンという成分が原因です。
アリシンは玉ねぎの他にも、にんにくやネギなど特有のにおいをもつ食材などに含まれています。

▼アリシンが硫化プロペニルへ変化し血流改善!

このアリシンは、1時間ほど置いておくと「硫化プロペニル」という成分に変わります。
この硫化プロペニルは、血液の中に含まれている「血小板が固まってしまうのを防ぐ働き」があるのです。
この働きこそが、血流の改善につながっているのです。

血液が固まるのを抑える力があるため血液をサラサラにし、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などといった血管に関わる病に効果を発揮してくれます。

▼殺菌作用

アリシンは殺菌性が強いため、体の中に入った病原菌をやっつけてくれます 。ですので、風邪やインフルエンザ、食中毒などを抑えてくれるなど、免疫力を上げたい時や体が弱った時には特に積極的に食べてみてくださいね。



血管はなぜ汚れてしまうのか?

私たちはストレスなどを感じると「活性酸素」という物質を生み出してしまいます。
この活性酸素は血液の中にある「悪玉コレステロール」と結びつき、有害な物質に変わってしまうのです。その有害な物質を壊そうと、免疫細胞である「マクロファージ」が有害物質を取り込んでくれるのですが、その結果、マクロファージ自身がドロドロの状態になって血管の壁についてしまうのです。
これが原因となり、血管は汚れ硬くなり動脈硬化へ繋がってしまうのです。

ケルセチンで血管を丈夫に!

玉ねぎにはポリフェノールの一種「ケルセチン」という成分が含まれています。ポリフェノールというのは、植物の色や苦味、また香りなどの元になる物質です。

ポリフェノールは植物が「自分の体を酸化から守るために出す物質」ですので強い抗酸化力があるのです。
このケルセチンには「抗酸化作用」や、体の炎症を抑える「抗炎症作用」があります。
これにより動脈硬化の予防や毛細血管を強くするなど、花粉症などの抑制にも効果があると言われています。

▼生活習慣病予防にも

ケルセチンは血圧の上昇を抑えてくれたり、コレステロール値を下げるなど、生活習慣病の予防に効果があると言われています。また最近では認知症予防にも効果が期待できると注目されています。
さらに血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあるため、糖尿病の予防にもおすすめしたい健康食材なのです。

▼熱に強いケルセチン!

ケルセチンは加熱料理をしても成分が壊れないという嬉しい特徴があります。

玉ねぎの皮にケルセチン

このケルセチンは玉ねぎの皮の部分に特に多く含まれています。
最近では健康食品として玉ねぎの皮を粉末にしたものも売られているなど、その働きが注目されています。
ケルセチンには脂肪の吸収を抑える働きもありますですのでダイエット中の方にも食べてもらいたいですね。

ケルセチンを増やす方法!

玉ねぎの白い実の部分を一週間ほど日に当てることで、ケルセチンが約4倍増えると言われています。
湿気の多い時期などはカビが生えたりということもありますので、気をつけながら行なってくださいね!

玉ねぎの持つ効果

玉ねぎの栄養を損なわずに摂る調理方法とは

玉ねぎの薄皮部分にケルセチンが豊富に含まれています。調理の時に薄皮を捨ててしまいがちになるので丸ごと煮込んでスープやカレーにしたり、炒める料理に使っても大丈夫な野菜です。
硫化アリルは水溶性成分の為、水にさらすと溶け出します。料理本などで水にさらし辛みをとると書かれていますが折角の成分を逃すことになります。

▼皮を使う

皮を使うなら無農薬のオーガニックがおすすめ。
玉ねぎの皮を3日から一週間ほど干すことによってケルセチンの量が増加します。皮を洗って、玉ねぎ1〜2個分の皮に対して、水1Lを用意し鍋で煮出します。5分から10分ほど沸騰させたら出来上がり!
天日干しして乾燥した皮をミキサーで粉末状にし、お茶パックに入れて急須で飲むのもおすすめです!

▼炒めて冷凍

フライパンで飴色に炒めた玉葱を小分けにしてラップで包み、冷凍保存しておくとカレーやハンバーグ、スープなどを作る時に時間の短縮になります。

▼ビネガー漬け

みじん切りにした玉ねぎをワインビネガーにつけておくと、 ドレッシングに加えたりポテトサラダに入れたりできるため味がとても美味しくなります。



食材の組合せ

▼豚肉と食べてスタミナアップ

「ビタミンB1」を多く含む食材と一緒に食べると、ビタミンB1を体の中に取り込むのを助けてくれるため、疲労回復に効果的です。「体が疲れている」「元気になりたい」という時にはビタミンB1と一緒に玉ねぎを食べてみてください!。

▼トマトと食べて免疫力アップ

トマトのリコピンと玉ねぎのケルセチンのダブル効果で抗酸化作用が高まり免疫力アップ!!老化防止、がん予防に期待。

美味しい選び方のポイント

  • 持つとしっかり硬く重みのあるものが良い

  • 頭の先から痛むため、作業が固くてしっかりしたもの

  • 表面に傷などがなく、乾いていてツヤがあるもの

■まとめ

玉ねぎは普段のお料理によく使う身近な食材ですよね。その玉ねぎの使い方が増えることで料理の幅もぐんと広がります。玉ねぎをたくさん食べて、血液サラサラな健康な体を目指しましょう!

この記事の執筆者

  • ASUKA

    • 経歴
    • 短大卒業後、放送関係、医療機関で働く。栄養のことを知りながら料理をしたいと思い、食関連の資格を取得し現在に至る。
    • 保有資格
    • 食生活アドバイザー2級・(NPO法人みんなの食育)フードインストラクター認定・食育指導士
    • コメント
    • 「頭の先からつま先まで、これまで食べてきた物でできている」という考えをもとに、食と楽しく向き合いたいと思っています。

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