きゅうりの栄養効果

きゅうりに含まれる栄養素に注目!脂肪を分解する効果に期待?

「世界一栄養のない野菜」とギネス認定されているきゅうり。水分が多く味が淡白であっさりしているため、彩り野菜の脇役として使われることも少なくありません。栄養はβカロテンやビタミンCが多く、風邪予防に期待できる効果があります。今回、ご紹介する成分ホスホリパーゼは酵素の一種で、この成分にはダイエット効果があると注目!!合わせてその他の栄養効果をご紹介します。

執筆者:ASUKA

資 格:食生活アドバイザー2級|フードインストラクター認定|食育指導士

きゅうりの魅力的な栄養効果

  • 脂肪分解酵素であるホスホリパーゼが含まれている

  • むくみを解消するカリウムが豊富

  • 体のバランスを整えるビタミンCが豊富

  • 免疫力の向上

ホスホリパーゼの働き

ホスホリパーゼは、簡単に言うと脂肪を分解する酵素です。この脂肪分解酵素ホスホリパーゼは福島大学の杉森准教授が見つけ出した成分で、継続的に摂取することでダイエットに効果的と期待されている成分です。
そもそも人間は食べたものを消化、吸収し、代謝させます。その動きは酵素がなくてはスムーズに成り立たず、代謝が悪くなると太りやすくなります。しかもその酵素には役割分担があり、タンパク質を分解する酵素ならアミラーゼ、デンプンを分解する酵素ならプロテアーゼと、それぞれ違いがあるのです。その中の脂肪を分解する酵素として新たに見つかったのがホスホリパーゼです。この酵素は食事で摂取した脂肪をスムーズに分解し、体の外に排出してくれるのです。この酵素を積極的に摂取することにより、脂肪が付きにくい体質になり、ダイエットにつながると期待されます。

ホスホリパーゼを効果的に摂取する方法

ホスホリパーゼは細胞の中に存在します。ホスホリパーゼを効率的に摂取するためには、細胞の中にあるホスホリパーゼを取り出すことが必要になってきます。ダイエットを目的としてきゅうりを食べる時には、必ずすりおろして細胞膜を壊すことを意識しましょう。

きゅうりをダイエットに取り入れる時のポイント

きゅうりに含まれている脂肪分解酵素のホスホリパーゼを継続して摂取することで太りにくい体質に改善されるといわれています。方法としては、すりおろしたきゅうりを1日に一本から二本食べることをおすすめします。またしっかりホスホリパーゼを摂取するため、細胞膜を壊すためにも金属製のおろし金ですりおろしてください。酵素は熱に弱く50℃で酵素の動きは止まってしまいます。食べる時は火は通さずに食べるように心掛けてください。
ホスホリパーゼをはじめ、酵素は時間が経つにつれ、その働きが失われていきます。すりおろした後は早く食べるようにすることもポイントです。ホスホリパーゼを効率よく摂取して太りにくい体質を目指しましょう。

シトルリンについて

シトルリンはアミノ酸の一種。体内の余分な塩分を排除する働きや血管を広げ血流をスムーズにする働きがあります。

期待できる効果

  • むくみを解消

  • 疲労回復

  • 冷え性を改善

  • 美肌効果

  • 筋肉を増強

  • 精力を増強

  • 集中力や記憶力を向上

カリウムについて

カリウムはきゅうりに多く含まれる成分の一つです。むくみに効果があります。きゅうりの約95%は水分ですが、その中にカリウムが多く含まれているのです。
カリウムには利尿作用があり、ナトリウム(塩分)を尿として排出するよう腎臓に働きかけます。この働きにより、体にある余分な塩分と水分を出すように促してくれます。これにより、体のむくみやだるさの解消に効果があります。尿作用があるということは、取りすぎた塩分を外に出す力があるので高血圧の方にもカリウムを摂ることはおすすめです。塩分の高い料理にはきゅうりを添えることをおすすめします。きゅうりに含まれるカリウムの量は茄子の約1.4倍です。

期待できる効果

カリウムは体の中に溜まった塩分を調整してくれる働きがあります。カリウムを摂ることで私たちの身体には下記のような効果に期待できます。

  • 高血圧の予防

  • 心不全や不整脈の予防

  • 筋肉の正常な収縮運動

  • 尿酸値を下げる

  • 体内の老廃物の排泄

ビタミンCの重要性

ビタミンCは人間の体を整える役割として、あらゆるところで活躍しています。

期待できる効果

  • 免疫機能を高める

  • 美肌に欠かせないコラーゲンの生成を促す

  • シミそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する

  • 鉄分の吸収を高める

  • 糖の代謝を促す

  • アレルギー反応で生じるヒスタミンの動きを抑える

  • ストレスを軽くする

  • ホルモンの生成をスムーズにする

  • アルコールの分解を助けてくれる

このように体のバランスを整える、大切な栄養成分ビタミンCがきゅうりには含まれています。そのビタミンCの量は、トマトの約1.26倍と、きゅうりにはトマトも上回るビタミンCが含まれているのです。しかし、きゅうりのビタミンCは水に溶け出しやすい性質をもっていますので、ビタミンCの流出を防ぐためには、切ったきゅうりを水につけて冷やすといったことはやめましょう。

きゅうりの調理方法

きゅうりを効果的に摂る方法や保存方法と選び方

油で炒める、茹でるなど調理する時は軽く加熱するようにしてください。加熱しすぎるとビタミンCが壊れてしまいます。
きゅうりを食べる方法はぬか漬けにして食べることがおすすめです。その理由はぬか漬けにすることでビタミンB1が8倍、その他のビタミンCやカリウムなども倍増します。ぬか漬けにすることでぬかの乳酸菌も一緒に摂ることで腸内環境が改善され免疫力の向上につながります。

保存方法

水で濡らしたキッチンペーパや新聞紙で包み、袋に入れて保存。風味が落ちやすい為、なるべく早く食べるようにしましょう!!

選び方

せっかく体のバランスを整えてくれるきゅうりを食べるなら、新鮮なものを選びたいですよね?そのポイントをお伝えします!
きゅうりの端に付いているヘタの切り口が黒ずんでいないものがおすすめです。更に、痛そうなほどイボが尖っているものが新鮮です。(しかし最近では、このイボがない品種も出てきています)またなるべく太さが均等なものを選ぶようにしてください。理由は形が悪いものは均等に水分が無いためです。

調理前の下準備

  1. きゅうりの両端は苦みがあり、下準備の時に両箸を1cmほど切り落として調理!!

  2. 板ずり※1でいぼ取りきゅうりの苦味を減らし、緑を鮮やかにする。

    ※1板ずりとはきゅうりに塩を振りまな板の上でころころと転がすこと

美容にも活躍!!

きゅうりは美容にも使えるって知っていましたか?95%が水分のきゅうりは、ほてりなどの熱をもった症状にも対応ができます。
すりおろしたきゅうりをガーゼに包んで顔にあてたり、気になるところにあてることで、日焼けしてしまった時のほてりを抑え水分をしっかりと補ってくれます。また火傷をした時にも効果があるので試してみて下さい。

まとめ

きゅうりはインドのヒマラヤで3000年前から作られ、日本で本格的に栽培されるようになったのは江戸時代です。そんな長い歴史を持つきゅうりから、今やダイエットに効果的なホスホリパーゼという成分が見つかるなど、きゅうりの魅力が再確認されるようになってきています。
淡白なきゅうりですが、栄養成分はしっかりと入っていますので体を内から支えてくれる頼れる野菜です。

           
▼広告商品の詳細はバナーをクリック
食材宅配サービス    

関連記事