ししとうの魅力は豊富なビタミン、免疫力アップに期待!おすすめの食べ方は?

ししとうの栄養

ししとうは「辛味のない唐辛子」の仲間です。
唐辛子は「辛み種」と辛味がない「甘み種」に分類されますが、ししとうは甘み種の唐辛子の仲間。また、見た目は小ぶりなししとうですが、その中身はとても高い栄養が含まれているのです!

▶︎ おすすめの食べ方はサッと手早く!

ししとうの魅力的な効果

  • カプサイシンで代謝を促進

  • ダイエットにも効果的

  • 血行を促進し体質改善

  • 粘膜を丈夫に保つ

ししとうに含まれるカプサイシンとは

唐辛子には「カプサイシン」という辛味成分が含まれています。唐辛子を食べるとピリッとしますよね?その成分がカプサイシンなのです。
ししとうは辛くないのでカプサイシンが無い、というわけではありません。ししとうにもカプサイシンは含まれているのです。

このカプサイシンは体の中に入ると、副腎皮質ホルモンに働きかけてアドレナリンなどの分泌を促しエネルギーの代謝を良くする働きなどがあります。

副腎皮質ホルモンとは?

副腎皮質ホルモンは脳の指令によって腎臓の上にある小さな副腎という部分から分泌されています。
この副腎皮質ホルモンは、血液とともに体中を周り、心臓、肺、肝臓、腎臓など、ほとんどの組織に働きかけるのです。このホルモンは、たんぱく質の代謝、糖の代謝脂質、骨、免疫力など様々な部分に作用し、体を維持するためにとても大切な役割をしています。



代謝を良くしてダイエットにも効果的!

カプサイシンは脳の中枢神経を刺激してエネルギーの代謝を促進させる力があります。代謝が促進されることで、脂肪を燃焼させ分解してくれるため、肥満の防止に効果があるのです。
辛いものを食べた後に体が熱くなってきたり汗をかきますよね?それはこのエネルギーの代謝が活発化している証拠。カプサイシンにはその働きがあるのです。
代謝が促されることで体の中に溜まっている老廃物も効率的に外に出しやすくなり、ダイエットしながらデトックス効果も期待できますよ!

血行促進効果で体質改善!

カプサイシンによって代謝が良くなるということは血流も良くなるということ。それにより体全体が温まり体調改善につながります。

肩こりや冷え性の改善

カプサイシンは摂取することで脳神経に作用し、体を温める司令を出してくれるのです。
体が温まることで血行促進や血流の改善に効果がありますので、一時的に体温を上げるのではなく、根本的な冷えの改善にもつながると言えるでしょう。さらに、体が熱くなることで皮膚の温度も上がるため血行も良くなり、肩こりといった冷えからくる様々な症状も効果があるのです。

夏バテなどの食欲増進に効果あり!

少量のカプサイシンは適度に胃を刺激して、胃液や唾液の分泌を促し、消化や吸収を助けてくれるといった効果があります。このことにより食欲増進にも繋がりますので、夏バテなど食欲がない時に少し食べてみるのもおすすめですよ。

老化防止につながる栄養素も豊富

ししとうは小ぶりですが、細胞の老化を防ぐ栄養素をたくさん含んでいる野菜なのです。

ビタミンCが豊富

ビタミンCは免疫力を高めて疲労回復に効果がありますので積極的に摂りたい栄養素です。さらに、メラニンの色素を分解してくれる働きもあるので女性に嬉しい美肌にもつながります!

βカロテン

ししとうにはβカロテンも豊富に含まれています。
βカロテンは体の老化の原因となる活性酸素を防いでくれる力があります。それにより、血液の汚れが原因で起こる血管の病気「動脈硬化」の予防にもなるのです。

粘膜を健康に保ち抵抗力をアップ!

ビタミンCやβカロテンなどの栄養素には、皮膚の粘膜の健康維持に効果があり、抵抗力を強化する働きがあります。
粘膜を強くするということは、「風邪のきっかけとなる、粘膜からのウイルス感染を予防できる」という事なのです。また腸の粘膜を健康に保つことは、体の免疫力アップに大きな影響を与えると言えるでしょう。

ししとうの塩焼き

おすすめの食べ方はサッと手早く!

ししとうに特に多く含まれているビタミン類は熱に弱いので、加熱時間はできるだけ短くした方がおすすめ!!
短時間で加熱することが栄養素を損なわないポイントです。また、加熱しすぎるとせっかくの綺麗な色合いや香りが損なわれますので、ししとうはさっと焼いて短時間で調理しましょう!

油と相性の良い野菜

ししとうに多く含まれるカロテンは、油で調理すると栄養の吸収率がアップする特徴がありますので、素揚げや天ぷら油炒めなどもおすすめです。
油で揚げる時も高温でサッと揚げることを意識して下さいね!

新鮮なうちに食べる

新鮮なししとうは種の色が白くて柔らかく一緒に食べても美味しいですが、黒くなり固くなった種は美味しくありません。また熟成されているため辛くなっていますので、ししとうはできるだけ新しいうちに調理しましょう。

おいしい選び方のポイント

  • ヘタを含め全体的に緑が鮮やかでハリとツヤがあるものが新鮮

  • ヘタの切り口が黒ずんで変色しているものは収穫して時間が経っていますので避けましょう



辛いししとうを見分けるポイント

ししとうは夏の暑さに弱い特徴があります。
日中の気温が上がりすぎてストレスを感じると、辛味成分を作り始める性質があるのです。また、水分が少なくても辛味成分を作り出すストレスの原因になります。

形で見分ける

辛いししとうはストレスの影響からシワが少なくなり、光沢が弱くなる特徴があります。またししとうは通常、房の上の部分は多角形です。しかし、 辛いししとうは房の上の部分が丸くなりやすいという特徴があります。
さらに、房の先が不自然に細くなったり全体的に細長い形になったりすることもありますので、パック詰めされているものなどの形やツヤを見て、見分け方のポイントにしてみてください!

■まとめ

ししとうは唐辛子の仲間とはいえども、とても食べやすく色鮮やかな栄養豊富な野菜です。どんな料理にも合いますので日々の食事に取り入れて体質改善を目指しませんか?!

この記事の執筆者

  • ASUKA

    • 経歴
    • 短大卒業後、放送関係、医療機関で働く。栄養のことを知りながら料理をしたいと思い、食関連の資格を取得し現在に至る。
    • 保有資格
    • 食生活アドバイザー2級・(NPO法人みんなの食育)フードインストラクター認定・食育指導士
    • コメント
    • 「頭の先からつま先まで、これまで食べてきた物でできている」という考えをもとに、食と楽しく向き合いたいと思っています。

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