健康に良いエクストラバージオリーブオイルの効果と選び方

エクストラバージンオリーブオイル

エクストラバージンオリーブオイルとは、温暖な地中海の沿岸で栽培されたオリーブから搾られたオイルで、酸度が0.8%以下のオリーブの果実から、熱を加えないで最初に搾られた油です。エキストラバージンと称するには、1991年にオリーブ法が可決されましたが、それには、味覚上の欠陥が全くなくて、果実風味がなければならないとあります。オリーブのオイルの中の胡椒のような刺激や苦味はメリット要素とされています。法律でオリーブオイルは、定められ味覚による基準を摂り入れた世界初の油なのです。エクストラバージンオリーブオイルの栄養成分は、医学的に効果のエビデンスが証明されています。今回エクストラバージンオリーブオイルについてご説明します。

健康に良いとされるエクストラバージンオリーブオイとは

オリーブオイルの中でも特にエクストラバージンオリーブオイルは、植物油の中でも最高の油として認知され、誰もが知らない人がいないように定着しています。

▼オリーブオイルには次の3種類に等級分けされています。

  • エクストラバージンオリーブオイル:熱を加えないでオリーブから搾られた酸度0.8%以下の最高の油

  • 精製オリーブオイル:バージンオリーブオイルの中の食用には不向きの酸化したオリーブオイルを精製したもので酸化が0.3%以下の油

  • ピュアオリーブオイル:精製オリーブオイルとエクストラバージンオリーブオイルのブレンドの酸化が 1.0以下の油

エクストラバージンオリーブオイルは、植物油の中で最も酸化しにくいといわれています。油脂の主成分はトリグリセリドです。これは、グリセリンと脂肪酸が結合したものです。
熱や衝撃などにより脂肪酸がグリセリンから離れます。これを遊離脂肪酸といい、遊離脂肪酸の割合を酸度といって、酸度が高いほど悪い油になります。遊離脂肪酸は空気中の酸素と結合し酸化しやすく、酸化した油は身体に悪影響を与えます。

魅力的な栄養成分が含まれるオリーブオイル

エクストラバージンオリーブオイルの栄養成分は、健康に美容によい栄養成分が含まれていて、脂質を摂取するだけでなく、さまざまな栄養素が身体を健康にしてくれます。

▼オリーブオイルの栄養成分

  • ポリフェノール:強い抗酸化作用があり活性酸素を除去

  • ビタミンとミネラル:身体に必要なビタミンミネラルが豊富で、特にビタミンEやKが豊富に含まれています。微量成分は200種類以上

  • オレイン酸:あらゆる植物油より含有量が豊富に入っている

エクストラバージンオリーブオイルには、脂質だけでなく上記の栄養成分も入っています。これらの栄養成分が身体によい影響を与えるという、エビデンス(科学的根拠)が証明されています。特に多いビタミンEは抗酸化作用が強く、ポリフェノールも抗酸化作用が強いのでアンチエイジング(老化を防ぐ)効果が期待できます。エクストラバージンオリーブオイルは100gあたり77.3gと豊富なオレイン酸を含んでいます。そして、740gの一価不飽和脂肪酸も含んでいます。一価不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを下げますが、善玉コレステロールを下げません。また、オレイン酸も同じです。
エクストラバージンオリーブオイルには、抗酸化作用の強い、オリーブオイル独特のポリフェノールが豊富に入っています。オリーブオイルのポリフェノールには、ヒドロキシチロソールとオレオカンタールがあり、ヒドロキシチロソールはシミやくすみを取り、ハリを生み出すコラーゲンの生成を促進します。オレオカンタールは脳に良いポリフェノールとして注目され、炎症を抑える効果があります。研究結果からアルツハイマー病を緩和させることが分かっています。また、ビタミンAは乾燥肌を改善し、オリーブの中のスクワランが肌の保湿を保ちます。健康な美しい美肌に整えてくれます。

オリーブオイルの身体に良い理由

エクストラバージンオリーブオイルが身体に良い理由

エクストラバージンオリーブオイルの中のオレイン酸は不飽和脂肪酸の中で、最も酸化されにくく、活性酸素と結びついて過酸化脂質に変化しにくい性質があり、身体を傷つけることはありません。
身体の中には活性酸素を防御する抗酸化防御機能が備わっていますが、現代のようなストレス社会では、活性酸素と抗酸化防御機能のバランスが崩れてしまいます。
活性酸素は身体にとって必要なものです。白血球から産生される活性酸素は、身体の重要な働きをしています。しかし、過剰な活性酸素が身体の中で作られると。老化やがん、生活習慣病などを発生します。

▼便秘の解消・胃の病気の予防

胃の中に滞在する時間が、飽和脂肪酸と比べて短いです。オレイン酸の界面活性作用による腸内の老廃物を柔らかくして排便を促す働きがあります。
胃潰瘍や胃弱・胃酸過多症胃炎・便秘などの解消や、胃酸の分泌がないので胃もたれ、胸やけも少なくなり、食事も美味しく食べられます。

▼美容効果

腸内を悪玉菌と善玉菌のバランスを良くして、デトックス効果を期待させてくれます。デトックス効果で有害毒物を身体の中らは排泄してくれるので、美容効果も高いです。

エクストラバージンオリーブオイルで一番注目するオリーブの栄養素は、ポリフェノール類です。
ポリフェノール類は植物が外敵から身を守るために進化した栄養素で、活性酸素を除去するため老化を遅くしてくれます。



▼腸内環境を良くしてくれる

オリーブオイルの主となるオレイン酸も悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを下げません。動脈硬化や高血圧、心臓病の予防効果が期待されます。

▼生活習慣病の予防

オレイン酸は加熱料理でも過酸化脂質が作りにくいため、心筋梗塞や、脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病の予防効果など期待。

エクストラバージンオリーブオイルの選び方

エクストラバージンオリーブオイルを選ぶときには、次のようなことをチェックされると良いでしょう。

  • EUが定める地域保護認証制度の「D.O.P」「I.G.P」のマークは公的機関の証明された認証マークのものを選ぶ

  • 栽培から瓶詰した業者や賞味期限の表示を義務付けられている生産場所と瓶詰めされた場所が同じもの

  • オリーブの収穫する時期は年を越すこともあり2年にまたがって表記

  • EUでは瓶詰めして18ヶ月までが賞味期限になっている。同じ年のオリーブオイルを搾った油でも、すぐに瓶詰めしたものと1年後に瓶詰めしたものでは鮮度が違うのでチェック

  • 遮光瓶に入っているオリーブオイルだと酸化は進みにくい

  • 世界基準の酸度が0.8%以下のもの



使用上の注意

エクストラバージンオリーブオイルは、あくまでもオイル(油)ですので良いからと言って過剰摂取すると、カロリーオーバーになります。
大匙1杯が110キロカロリーといわれていますので、多くても1日2杯までに止めないとカロリーオーバーです。<注意>個人差によりますがお腹が緩くなることがあります。

上でも書きましたがもともとオリーブオイルには便秘解消の働きがありますが、体質によって下痢になることがあるようです。
オリーブオイルの中でもエクストラバージンオリーブオイルは、安心して飲むことができます。食事の前に飲むと食事が抑えられます。エクストラバージンオリーブオイルでも光合成で酸化しますので、空気や酸素に触れたものは極力早く摂取しましょう。
瓶が透明なものは光合成で酸化しますので、購入しない方が安心できます。
光合成で酸化して過酸化脂質を発生させた油では、エクストラバージンオリーブオイルの栄養素の恩恵を受けることができません。

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