きゅうりについて

世界一栄養がない野菜「きゅうり」は誤解!!むくみ改善や脂肪を分解するのに効果的

水分が多く味が淡白であっさりしているきゅうり。彩り野菜の脇役として使われることも少なくありませんが、βカロテンやビタミンCの栄養成分が多く、風邪予防に期待できる効果があります。今回、ご紹介する成分ホスホリパーゼは酵素の一種で、この成分にはダイエット効果があると注目!!合わせてその他の栄養効果をご紹介します。

執筆者:ASUKA

資 格:食生活アドバイザー2級|フードインストラクター認定|食育指導士

きゅうりの魅力的な栄養効果

きゅうりの魅力的な栄養効果

風邪やむくみ対策に効果的!!カリウムやビタミンCが多く、ダイエットにも効果的なきゅうり。きゅうりの栄養効果についてご紹介します。

カリウムの効果

きゅうりに含まれる成分の一つカリウムはむくみに効果があります。成分の約95%は水分ですが、その中にカリウムが多く含まれているのです。
カリウムには利尿作用があり、むくみやだるさの解消に効果があり、ナトリウム(塩分)を尿として排出するよう腎臓に働きかけます。

この働きにより、体にある余分な塩分と水分を出すように促してくれます。これにより、体のむくみやだるさの解消に効果があります。尿作用があるということは、取りすぎた塩分を外に出す力があるので高血圧の方にもカリウムを摂ることはおすすめです。塩分の高い料理にはきゅうりを添えることをおすすめします。きゅうりに含まれるカリウムの量は茄子の約1.4倍です。

カリウムは体の中に溜まった塩分を調整してくれる働きがあります。カリウムを摂ることで高血圧の予防や心不全や不整脈の予防、筋肉の正常な収縮運動、尿酸値を下げるなどの効果に期待できます。
私たちの身体には下記のような効果に期待できます。



ビタミンCを破壊する酵素

きゅうりにはビタミンCが含まれますが、ビタミンCを壊すアスコルビナーゼという酵素が含まれています。この酵素はビタミンCと一緒に食べるとビタミンCが減少してしまいます。この酵素は熱や酸に弱いので、加熱するか酢やレモンなどのと一緒に食べる事で働きを抑える事ができます。

きゅうりには免疫機能を高めたり、美肌に欠かせないコラーゲンの生成を促すなど体には必要なビタミンCが含まれています。そのビタミンCの量は、トマトの約1.26倍と、きゅうりにはトマトも上回るビタミンCが含まれいます。
ビタミンCは水に溶け出しやすい性質をもっているので、ビタミンCの流出を防ぐためには、切ったきゅうりを水につけて冷やすといったことはやめましょう。

魅力的な「ホスホリパーゼの働き」

ホスホリパーゼは、簡単に言うと脂肪を分解する酵素です。この脂肪分解酵素ホスホリパーゼは福島大学の杉森准教授が見つけ出した成分で、継続的に摂取することでダイエットに効果的と期待されている成分です。

そもそも人間は食べたものを消化、吸収し、代謝させます。その動きは酵素がなくてはスムーズに成り立たず、代謝が悪くなると太りやすくなります。しかもその酵素には役割分担があり、タンパク質を分解する酵素ならアミラーゼ、デンプンを分解する酵素ならプロテアーゼと、それぞれ違いがあるのです。その中の脂肪を分解する酵素として新たに見つかったのがホスホリパーゼです。

この酵素は食事で摂取した脂肪をスムーズに分解し、体の外に排出してくれるのです。この酵素を積極的に摂取することにより、脂肪が付きにくい体質になり、ダイエットにつながると期待されます。

ホスホリパーゼを効果的に摂取する方法、細胞の中にあるホスホリパーゼを取り出すことが必要になってきます。ダイエットを目的としてきゅうりを食べる時には、必ずすりおろして細胞膜を壊すことを意識しましょう。

きゅうりをダイエットに取り入れる時のポイント

きゅうりに含まれている脂肪分解酵素のホスホリパーゼを継続して摂取することで太りにくい体質に改善されるといわれています。
方法としては、すりおろしたきゅうりを1日に一本から二本食べることをおすすめします。またしっかりホスホリパーゼを摂取するため、細胞膜を壊すためにも金属製のおろし金ですりおろしてください。酵素は熱に弱く50℃で酵素の動きは止まってしまいます。食べる時は火は通さずに食べるように心掛けてください。
ホスホリパーゼをはじめ、酵素は時間が経つにつれ、その働きが失われていきます。すりおろした後は早く食べるようにすることもポイントです。ホスホリパーゼを効率よく摂取して太りにくい体質を目指しましょう。

きゅうりを効果的に摂る方法

きゅうりを効果的に摂る方法

きゅうりにはえぐみがある為、調理前の下準備がした方が美味しく召し上がる事ができます。方法は塩を軽くふり、まな板の上で転がしイボを取ります。そうする事で色がきれいになり、イボが取れます。

きゅうりに含まれる酵素のアスコルビナーゼを抑える為には加熱や酸などと食べるようにしましょう。酢を使いドレッシングを作る、ピクルスにして食べるなどの食べ方があります。また炒め物にする事で生で食べる時はまた違った食感を味わえるので一度試して見てはどうでしょうか。

きゅうりを食べる方法で一番おすすめしたい食べ方は糠漬けにする事です。その理由はぬか漬けにすることでビタミンB1が8倍、その他のビタミンCやカリウムなども倍増します。ぬか漬けにすることでぬかの乳酸菌も一緒に摂ることで腸内環境が改善され免疫力の向上につながります。

実は美容にも使える

きゅうりは美容にも使えるって知っていましたか?95%が水分のきゅうりは、ほてりなどの熱をもった症状にも対応ができます。
すりおろしたきゅうりをガーゼに包んで顔にあてたり、気になるところにあてることで、日焼けしてしまった時のほてりを抑え水分をしっかりと補ってくれます。また火傷をした時にも効果があるので試してみて下さい。

きゅうりの保存方法と選び方

きゅうりの保存方法と選び方

買ってきたきゅうりはどのように保存をしていますか?一袋に何本も入っていますが使い切る前にしなしなになっている事はありませんか?鮮度を保ち、いつもより保存ができる方法をご紹介!!

保存方法

きゅうりに付いている水分をしっかりと拭き取り、キッチンペーパーや新聞紙で包みます。その後、サランラップで一本ずつ包み冷蔵庫に保存。この
処理をするだけで2週間ほど鮮度を保ったまま保存できます。

選び方

せっかく体のバランスを整えてくれるきゅうりを食べるなら、新鮮なものを選びたいですよね?そのポイントをお伝えします!
きゅうりの端に付いているヘタの切り口が黒ずんでいないものがおすすめです。更に、痛そうなほどイボが尖っているものが新鮮です。(しかし最近では、このイボがない品種も出てきています)またなるべく太さが均等なものを選ぶようにしてください。理由は形が悪いものは均等に水分が無いためです。

きゅうりまとめ

まとめ

きゅうりはインドのヒマラヤで3000年前から作られ、日本で本格的に栽培されるようになったのは江戸時代です。そんな長い歴史を持つきゅうりから、今やダイエットに効果的なホスホリパーゼという成分が見つかるなど、きゅうりの魅力が再確認されるようになってきています。
淡白なきゅうりですが、栄養成分はしっかりと入っていますので体を内から支えてくれる頼れる野菜です。

                       

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