口内炎になる

口内炎を治すために必要な栄養素と食材をご紹介

ダイエットを頑張っている時やストレス、疲労などにより、いつの間にかできてしまった口内炎。唇や舌にできてしまうと話しにくくなったり、歯茎にできてしまうと食べ物が食べにくくなったりと不快な思いをした方も少なくありません。
口内炎はできることなら少しでも早く治したい厄介者ですが、サプリメントや食べ物で治すことが治療の近道です。今回は口内炎の原因や予防についてと、口内炎に効く栄養素と食材をいくつかご紹介致します。

執筆者:佐久間 翔也

資 格:食管理栄養士|製菓衛生師|食育インストラクター

この記事の要約

口内炎はダイエットや偏った食事や過度なストレスが原因になる事が多く、市販の治療薬を使っても、食事や生活習慣そのものを変えなければ再発してしまいます。普段からビタミン、ミネラルを豊富に含む食品を摂りながら、ストレスをためない生活を送りましょう。また意外と感染症やカビが原因になるものもあります。その場合は早急に医療機関に受診しましょう。

改善方法

  • 口内炎は『何を食べるか』が大事。三食バランスよい食事をとる

  • 治らない場合は、食事やストレス以外が原因の可能性あり。早急に医療機関に相談

  • 乾燥とむし歯は口内炎を悪化させてしまいます。口の中はなるべく清潔に!!

<注意>この要約は本文を抜粋して作成しています。詳しくは本文をお楽しみください。

口内炎とは?

口の中にできた炎症を総称して口内炎と呼びます。
最も多いものにアフタ性口内炎があります。これは一般的にビタミン不足や寝不足、ストレスにより免疫力が低下することでできる口内炎です。

見た目は2〜10mmの腫瘍で中心は白く、周りが赤くなっているものが唇の内側、下、歯茎、頬の内側などに現れます。多くは10日から2週間ほどで自然に治ります。1つだけできる場合もあれば複数個固まってできることもあります。

予防する為には、バランスの良い食事、適度な睡眠、ストレス発散が重要になってきます。

口内炎の治療に効果的な栄養素とは

口内炎の治療や予防にはビタミンビタミンの摂取。その他に鉄や亜鉛を摂ると効果的です。

ビタミンB2

ビタミンB2は炎症が起きてしまった口の粘膜や皮膚を修正し、丈夫にしてくれます。その為すでにできてしまった口内炎に効くのはもちろんのこと、予防にも役立つビタミンです。また、食事の脂質をエネルギーに変える働きをします。

ビタミンB2を含む食材

レバー、うなぎ、卵、乳製品、納豆、キノコ類など

ビタミンB2は水に溶けやすいビタミンなので洗いすぎないようにしたり、ゆでたり煮たりする場合には、煮汁ごと食べられる調理法が望ましいです。

ビタミンB6

ビタミンB6は食事のタンパク質をエネルギーに変える働きをします。人の皮膚や粘膜、血液や内臓はタンパク質が素となっており、常に古いものは捨てられ、新しいものに生まれ変わっています。この時にタンパク質とビタミンB6が不足すると新しく作られない為、口内炎や肌荒れ、風邪をひきやすくなるほかに、疲れやすい体になってしまいます。
さらに免疫力を高める効果もありますので、疲労やストレスからできた口内炎には最適なビタミンです。

ビタミンB6を含む食材

かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉類全般、バナナなど

ビタミンB2と同様に水に溶けやすいビタミンなので、調理法には注意しましょう。

免疫力を高めてくれるビタミンC、A

ビタミンC

ビタミンCは体内の免疫力や抗酸化作用を高めてくれる働きがあります。また炎症を抑える作用もありますので、治療や予防に効果的な栄養素です。
そのほかにお肌の潤いの素となるコラーゲンが作られる際に必要です。それにより皮膚や粘膜が新しく作られ、丈夫にしてくれます。

ビタミンCを含む食材

レモンやみかんなどの柑橘系、キャベツやパプリカ、いも類など

ビタミンB2、6同様に水に溶けやすいビタミンです。

ビタミンA

ビタミンAは病気に対する抵抗力を高める効果があり、皮膚や粘膜を強くしたり免疫力の向上を促す栄養素です。また粘膜を正常な状態に保つ効果もあります。

ビタミンAを含む食材

レバー、うなぎ、バター、乳製品、卵、緑黄色野菜など

油に溶けやすいビタミンなので、サラダ油で炒めたり、ごま油やオリーブオイルをかけるなど、油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。

油に溶けやすいビタミンには注意が必要で、ビタミンAは過剰に摂取すると肝障害を起こす可能性があるとも言われています。とはいえ普段の食事で過剰になることはありません。複数のサプリメントを摂る場合は、ビタミンAが重複していないか注意しましょう。特に妊娠している方は、胎児への悪影響が報告されていますので特に注意が必要です。

ビタミン以外の口内炎に効果がある食材・栄養素

  • ブルーベリーのアントシアニン、エビのアスタキサンチンには抗酸化作用があり、共に炎症を抑えてくれる効果があります。

  • アーモンドやクルミなどのナッツ類には、炎症を抑えるポリフェノールが豊富に含まれ、口内炎には効果的な食材です。ほかにも良性の脂肪を含んでおり、肌の潤いを保ってくれます。

  • 梅干しには強い疲労回復と殺菌効果のクエン酸が含まれます。

  • 鉄分や亜鉛などのミネラル:健康の為には、ビタミンと同じくミネラルのバランスも大事です。特に鉄分は、貧血予防と呼吸で取り込んだ酸素を体の隅々まで運ぶ働きがあり、疲労回復に繋がります。主にレバーやひじき、大豆製品、小松菜、海藻、緑黄色野菜などに多く含まれます。鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると、吸収率を高めます。

  • 亜鉛は皮膚や粘膜の健康状態を良くしてくれます。また体の新陳代謝に関わるさまざまな酵素を作る材料にもなります。主に牡蠣やうなぎに豊富に含まれており、そのほかには魚介類や肉、海藻類などに含まれています。

口内炎で悩む

改善されない場合の原因

口内炎には食事やストレスが原因になるアフタ性口内炎のほかに、口の中を噛んでしまったり、やけどをしたり、虫歯があるときに細菌感染によっておこるカタル性口内炎、ウイルスや細菌に感染することによる口内炎もあります。口唇ヘルペス(ヘルペス性口内炎)もそのひとつです。

これらは、唾液からくる接触感染や唾による飛沫感染により発症します。またカビの一種のカンジダ菌によるカンジダ性口内炎もあります。カンジダ菌自体は、口や腸内に広く存在する菌ですが、病気やダイエット、抗生物質の長期摂取により体の免疫力が低下すると増殖し、口内炎として発症してしまいます。

これらの場合、ビタミンや炎症を抑える栄養素を摂取しても痛みは落ち着きますが、根本となる原因を治療しない限り、症状は長く続きます。皮膚科で診察、もしくは治療薬を処方してもらいましょう。

それ以外にも、特定の食物アレルギーによって発症するアレルギー性口内炎や、喫煙者で舌や口の中の粘膜が長時間加熱される刺激によって発症するニコチン性口内炎などがあります。

口内炎ができにくい体作り

食事以外でも口内炎の予防法はさまざま存在しますが、まずは普段からしっかりと体調を整えて体を元気にすることが大切です。規則正しい生活習慣と食生活をおくることで免疫力や、病気に対する抵抗力が備わります。また口の中をできるだけ清潔に保つことも重要となってきます。歯磨きやうがいでキレイにすること、食べ物はよく噛んで食べることで、唾液が多く分泌されます。唾液は口の中を洗浄するほかに、乾燥から防いでくれる働きがあります。普段からよく噛む習慣を身に付けましょう。

口内炎ができてしまったら、できるだけ刺激物は控えましょう。
避けるべきものは辛いもの、酸味の強いもの、極度に熱いもの、塩辛いものが挙げられます。刺激物が炎症を悪化させたり、傷をつけることで口内炎が治りにくくなってしまいます。

まとめ

ビタミン不足や免疫力の低下が原因のアフタ性口内炎が、いわゆる口内炎として知られていますがほかにもウイルス性やカビ、またはガンが原因で起こる口内炎もあります。

アフタ性口内炎は、ビタミンが豊富に含まれる野菜や肉・魚などを普段からバランス良く食べることが大切で、足りない場合はマルチビタミンなど多くの種類がまんべんなく摂れるサプリメントがおすすめです。また、適度な運動と睡眠をとることでストレス解消に繋がり、ある程度予防することが可能です。状況によっては専門医に診てもらうことが必要になります。
ビタミン剤や市販の口内炎治療薬を使ってもなかなか治らない場合には、迷わず医療機関へ受診しましょう。

                       

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