
あなたはどのタイプの冷え性?4タイプの特徴とは|原因と改善方法をご紹介
40代から徐々に増えていく冷え性、その多くは女性です。冷え性の改善方法にストレッチや運動で代謝を良くする方法、温かい食事をとり寒さをしのぐ方法などネットには情報が多くあり、どの方法も理論的には正しい情報です。この記事では冷え性のタイプ別に考えた改善方法をご紹介していきます。
冷え性の原因
冷え性とは基本的に血流障害によるものです。私たちの体には隅々まで血管があり末端部分には毛細血管という6ミクロほどの血管が張り巡らされ、冷え性は毛細血管まで温かい血流が行きとどかなくなることで身体が冷えるわけです。つまり血流障害を解決する方法が冷え性の解決につながります。
主な原因
冷え性は女性に多く約8割、男性は4割以上の人が冷え性の自覚があります。主な原因として、次のようなことが考えられています。
生活習慣の乱れ
ストレスや不規則な生活などで自律神経のバランスを崩しやすく、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなる。
皮膚感覚の乱れ
下着や靴などで体を締めつけると血行が悪くなり、皮膚感覚が麻痺することがあります。そのため体温調節の指令が伝わりにくくなってしまいます。
筋肉の量が少ない
運動不足の人は筋肉力が少なく、運動による発熱や血流量が少ない為、冷えやすい。
ホルモンバランスの乱れ
女性は年齢と共にホルモンバランスが変化しやすい傾向があり、女性ホルモンの分泌が乱れが血行の悪化などを促進することがある。
4タイプの冷え性とは
一般に冷え性に効くといわれているネギやショウガなどの体を温めてくれる食材は原因の多様性関係なしに効果があるのでしょうか?
一時的に体は温まりますが次の日にはまた冷え性に戻ります。これは運動による冷え性解消と同じです。結局、冷え性に効く万能食材などは無く原因を突き止めてそれに合った改善方法を選ぶことがカギとなるのではないでしょうか?
冷え性タイプ別の特徴
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四肢末端型といい、20代の痩せ型の女性に多く見られるもの
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下半身型で中高年の男女に多い
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内蔵型で中高年の女性、とくにポッチャリ型のひとに多い
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全身型でして高齢者に多く自覚症状がないまま体の機能が低下する。
四肢末端型
ダイエットをしている方や痩せている方に多くみられます。食事量が減ると、体を温める為に必要なエネルギーが足りない状態になり、手足の末端まで血流が行きとどきません。運動をあまり行わない方や食事のバランスが悪い方も、四肢末端型であるケースが多いです。
バランスの良い食生活を続けること、無理な食事制限ダイエットしないことがポイントです。
下半身型
長時間座った状態が続くデスクワークなどの影響で、下半身の血の巡りが悪く、冷えを引き起こしているケースが多いです。その一方で、顔がほてりやすく上半身は汗をかきやすいなどの特徴や下半身の筋肉が衰えている方も多いようです。
お尻を中心とした下半身のストレッチや下半身をあたためることががオススメ!
内臓型
30代以降の女性でぽっちゃりの方や過食気味の方に多く見られます。冷えたお酒などをたくさん飲んだり、自律神経の乱れ(ストレス)や胃腸が弱いなどの傾向があります。
白湯を飲んだり、食事量を抑えることで全身の血流が良くなる。またしっかりと睡眠を取ることが重要!
全身型
常に体温が低く年中寒さを感じているタイプです。基礎体温が低く、自覚症状がない方も多く、身体機能の低下や体調不良などの原因になってしまうケースもあります。
「基礎体温を上げ」「睡眠を大事する」「バランスの良い食事を摂る」この3つを心掛けることがポイント。
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冷え性の改善に良い食事
自律神経による血管の収縮を疑っている方はまずストレスを緩和してくれる食材を摂ることが大事です。
具体的にはビタミンB群(豚肉、レバー、大豆など)やビタミンAとE(緑黄色野菜)。野菜の場合は煮汁に含まれるビタミンが重要なので煮汁も一緒に食べれるけんちん汁などがいいです。またストレスのひどい方はビタミンC(柑橘類、ピーマン、ブロッコリーなど)とカルシウム(乳製品、ホウレンソウ)。ビタミンCは水溶性のため一日数回に分けて摂取する必要があるので果物やホウレンソウを食事の際には合わせて摂るようにしてください。
腸の働きが弱くても血液の目ぐるみが悪くなるので食物繊維を多くとりましょう。ねばねばした納豆やオクラなどの水溶性食物繊維で腸内環境を整え海藻や野菜の難溶性食物繊維で快便を促し腸の働きを整えましょう。
ダイエット中で栄養価が不足しているため冷え性にお困りの方にも食物繊維はおすすめです。腸内細菌が食物繊維を分解し脂肪酸をつくりあなたにエネルギーを供給してくれます。原因がわからなくても血液自体をきれいに変えてくれるオメガ3脂肪酸(青魚)を摂取するのも効果が期待できます。魚は火を通すことでEPAが壊れてしまいますので刺身でいただくのがベストです。
体を温める食べ物
ニンジン、カボチャ、タマネギ、レンコン、ゴボウ、ジャガイモ、納豆、キムチなど
体を冷やす食べ物
キュウリ、キャベツ、レタス、ナス、ほうれん草、小松菜など
まとめ
冷え性といっても原因が年齢や生活習慣によって変わってきます。自分に合った冷え性の改善策を取り組んでください。冷え性に良いといわれる食材が多いですが、「海藻、豆類、豚肉、レバー」は多くの原因に効果があるので迷ったときはおすすめします。
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