みかんの栄養に多く含まれるビタミンCで風邪知らず!血管も強化して元気な体に!!

日本を代表する柑橘類といえばみかん。ほどよい酸味と甘さが魅力的ですよね!
みかんにはビタミンCが多く含まれていることはよく知られていますが、その働きはとても優れています。さらに、みかんの袋やスジにも、ちゃんと栄養や役割があるのを知っていましたか?ここでは、手軽に食べられる美味しいみかんに含まれる栄養素と、働きについてご紹介していきましょう!

執筆者:ASUKA

資 格:食生活アドバイザー2級|フードインストラクター認定|食育指導士

みかんの優れた栄養素とは

みかんは甘いので太るかも…と心配される方もいるかもしれませんね。みかん1個のカロリーは低く、100g当たり40kcal(みかん6個でご飯一杯分)です。
栄養面から見ても良い成分がたくさん入っていますので安心して食べてくださいね!

ビタミンCで免疫力アップ

強い体をつくる上でビタミンCは欠かせません。特にみかんにはビタミンCがたくさん含まれており、成人が1日に必要なビタミンCは、みかん2個〜3個ほどで摂取できるのです。
なぜビタミンCが大切なのか。それは、ビタミンCには免疫力を高める働きがあるからです。

実は、私たちの周りには、細菌やウィルスといった多くの病原体がいるのです。しかし、それに感染せずに済んでいるのは免疫力のおかげなのです。免疫力が落ちてしまうと細胞の働きが弱まり、異物を排除する力が弱まります。そうなると、風邪や病気にかかりやすい体質になってしまいます。病気になりにくい元気な体にするため、免疫力アップには必要不可欠な栄養になります。

悪玉コレステロールを抑える

丈夫でキレイな血管は健康の証とも言えます。血管が汚れてしまう原因に悪玉コレステロールの増加があります。ビタミンCには、この悪玉コレステロールを抑える働きがあります。
悪玉コレステロールが増えると血管の内側に汚れとして溜まり、血液の流れが悪くなります。

また血栓の原因にもなり、「動脈硬化」という血管の老化がはじまります。これにより、心筋梗塞や脳梗塞といった、死に至る恐ろしい病にもつながります。血管を若々しく保つためにも、ビタミンCの摂取は不可欠です。

コラーゲンで美肌効果

みかんに含まれているビタミンCは、シミやそばかすといった、肌の老化につながるメラニンの沈着を防ぐことができます。肌にハリや弾力を持たせる働きがあり、コラーゲンの生成にもビタミンCは必要です。
コラーゲンは肌以外にも、関節や血管、骨、爪など、体のあらゆる部分を構成する上で重要な栄養素でもあります。ビタミンCを摂って、肌や体の健康維持を目指しましょう!

鉄の吸収をアップさせる

鉄は貧血を予防するなど大切な栄養素です。貧血の方、妊婦の方などは、少しでも効率よく鉄を摂取したいですよね。実は、鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。

ヘム鉄は、肉や魚といった動物性の食品に多く含まれています。非ヘム鉄は、野菜や海藻などの植物性の食品に多く含まれます。この2種類の違いは、体内への吸収率です。
ヘム鉄による、鉄の吸収率が10%から20%に比べ、非ヘム鉄の吸収率は2%から5%なのです。

植物性食品の鉄は、体に吸収されず外に排出されやすい特徴があります。それらの鉄の吸収を上げる働きがあるのが、ビタミンCなのです。ビタミンCには、鉄を体に吸収しやすい形に変えてくれる働きがあるので、鉄の多い食品を取るときには、ぜひビタミンCを一緒に摂取してみてくださいね!

老化とガン予防に

みかんにはβ-クリプトキサンチンと言うカロテノイド色素の一種が含まれています。
このβ-クリプトキサンチンには、抗酸化作用があり、私たちの体の老化を防いでくれます。私たちは、呼吸で酸素を体に取り込み必要なエネルギーを作り出しますが、酸素の一部が体を酸化させる「活性酸素」に変えます。

この活性酸素は増えすぎてしまうと、私たちの細胞を傷つけ、シミやシワ、血管の老化、ガンの発生などにつながります。抗酸化作用は活性酸素を抑え、体を守る働きをしてくれるのです。

血管を強化し冷えから守る

みかんにはポリフェノールの一種である「ヘスペリジン」と言う成分が含まれています。
これはみかんの皮や袋、スジに多く含まれ、血管を強くしたり抗アレルギー作用を発揮することが知られています。

血管を拡張させて血の流れを良くすることから体を温める作用もあります。この成分は花粉症対策にも期待されています。
このヘスペリジンは、未熟なみかんに多く含まれており、7月後半に出荷される「青みかん」に多く含まれている成分です。

手が黄色くなる理由は?

みかんを食べ過ぎた時、手のひらなどが黄色くなった経験がありませんか?
これはみかんから摂りすぎたカロテンが、汗とともに外に出されるために、黄色くなるのです。健康上の問題はなく、一時的に食べるのを控えることで元に戻りますので、安心してみかんを食べてくださいね。

みかんの栄養を逃がさない!食べ方のコツ選び方

みかんを食べるなら、旬の時期に食べるのがおすすめです!
なぜなら、旬の時期はより栄養価が高まり、味もより美味しくなるからです。そして収穫量も増えるため、安く購入することができます。また、みかんを食べてβ-クリプトキサンチンなどの良い成分を体に取り入れるなら、喫煙や飲酒を控えてみませんか!?

喫煙などにより活性酸素が生まれ、それを抑えるためにβ-クリプトキサンチンなどが使われてしまうからです。体に良い食べ方をするなら、生活習慣もぜひ見直してみましょう。

みかんのぶつぶつ

みかんのぶつぶつは「油胞」と呼び、この油胞が多いほど色が濃く、細かく点在しているものほど、おいしいと聞きます。選ぶ時のちょっとしたポイントをご紹介!!

選び時のポイント

  • 皮はオレンジ色が濃くて鮮やかで艶があるもの
  • 皮が薄くきめの細かいもの
  • 皮がふかふかと浮き上がっているものは新鮮ではありません
  • 糖度が多い水分は重くなるため、重量感があるほどおいしいといえます
  • ヘタの中央にある軸が細い方が味が濃くて美味しい

みかんに対しての執筆者の思い

「朝に食べる果物は金」と言われるほど、朝の果物はおすすめです。
果物の糖は速やかに吸収されエネルギーとなるため、朝に食べることで、頭も体もしっかり目覚め元気な1日を始めることができます。ビタミンやミネラルの摂取が少ないかな?と気になった時にも、手軽に食べられるみかんはとても便利。寒くなる季節、美味しいみかんで元気に過ごしましょう!

 

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