人気の枝豆には栄養いっぱい!美味しく食べて疲労回復やアンチエイジング!

枝豆は、大豆が熟す前の未成熟な豆のこと。おつまみでも人気のある枝豆は、その種類が今では200種類以上にも増えました。
「畑の肉」と言われるほど、良質のタンパク質を豊富に含んだ大豆と同様、豊富な栄養を含んでいる枝豆には、大豆にはない成分も含まれているのです。ここでは、美味しさと栄養を兼ね備えた枝豆の魅力的についてご紹介します!

執筆者:ASUKA

資 格:食生活アドバイザー2級|フードインストラクター認定|食育指導士

枝豆の優れた栄養素とは

枝豆の中身が見える

枝豆は未成熟な豆でありながら、大豆と野菜の両方の栄養素をもっている緑黄色野菜です。枝豆に含まれる、栄養素は私たちの体にどのように作用しているのでしょうか!?

疲労回復・夏バテ防止

私たちの体は60兆個以上もある細胞から成り立っています。その細胞は、食物の栄養素をエネルギーにして活動しています。しかし、このエネルギーがきちんと生産されなければ、エネルギーの代謝が落ちてしまい、疲れを感じやすくなってしまうのです。
疲労を感じないようにするには、エネルギーの代謝を高めることがポイントです。そして、その役目を果たしているのが、ビタミンB群なのです。そのビタミンB1、B2が枝豆には多く含まれていおり、体の中で糖質や脂質、タンパク質などの分解を助け、スムーズにエネルギーに変える働きがあるため、夏バテ防止や疲労回復に効果があります。

高血圧とむくみ予防

枝豆に含まれるカリウムは、体の中にある余分な塩分をスムーズに外に排出してくれる役割があります。
高血圧を気にされる方には、ぜひ意識してもらいたい成分です。さらに、体の中に塩分が多いと、水分を溜め込もうとする働きが生まれます。それにより、むくみといった症状が現れやすくなります。カリウムは利尿作用もあるため、体の水分量を調整し、むくみの解消にも効果があります。

二日酔いの予防

枝豆をビールのおつまみに選ばれる方は多いのではないでしょうか?
実は、枝豆はお酒との相性が良いだけではなく、体にとってもとても良い組み合わせなのです。枝豆のタンパク質に含まれている、メチオニンが、ビタミンB1.B2.Cなどの豊富なビタミン類と一緒に、アルコールの分解を促進し、肝臓への負担を軽くしてくれるのです。この働きにより飲み過ぎや二日酔いを抑える効果があるため、お酒のお供に枝豆はおすすめです!

貧血予防や妊娠期に必要な栄養素

枝豆には貧血予防に関わる、豊富な鉄分、葉酸が含まれています。その量は、鉄分の豊富な野菜とも言われるほうれん草よりも多く含まれているのです。また、葉酸は造血や細胞分裂を正常に促す働きがあるなど、胎児の発育には欠かせない栄養素。
葉酸は体の中に溜めておくことができませんので、毎日こまめに摂取することを意識してください。

生活習慣病予防につなげる

枝豆には食物繊維がたっぷり含まれています
食物繊維は、人の消化酵素で消化ができない成分として「栄養的に価値がないもの」とみなされてきました。しかし、1950年代になり、食物繊維が糖尿病や肥満、心疾患の予防や治療において、とても重要であることが分かるようになってからは、食物繊維を十分に摂るようにと推進されるようになりました。では、食物繊維を摂るとどのような効果があるのでしょうか?それは、糖質や脂質の消化の吸収を低下させたり、腸内環境が整うことで善玉菌が増え、老廃物の排出もスムーズになるのです。
このような様々な働きが、生活習慣病の原因となる血糖値の上昇やコレステロールを抑え、がんの予防などにもつながるため、枝豆は日々の健康維持におすすめです!

オルニチンで若返りホルモン!?

オルニチンはアミノ酸の1種です。特に「だだちゃ豆」という枝豆の種類には多く含まれており、シジミの倍以上ものオルニチンが入っています。
オルニチンは、アルコールや毒素の分解を助ける働きをしますが、それ以外にも、代謝を高めることで美肌効果や老化予防、また、成長ホルモンの分泌を促進する作用などの働きもあるのです。
成長ホルモンは、寝ている間に分泌されることをご存知ですか?実は、寝ている間に、私たちの肌のハリや潤いに大切なコラーゲン、ヒアルロン酸を作り出してくれるのです。また、肌の代謝を整えることで、シミ、シワの改善や、細胞の再構築を行うなど、きれいな髪や素肌をつくる嬉しい成分として、オルニチンは「若返りのホルモン」とも呼ばれています。

枝豆の栄養を逃がさない!選び方と調理のコツ

茹でたての枝豆

枝豆には茶豆、だだちゃ豆、黒豆と沢山の品種がありますが、ここでは一部をご紹介します。

  • 茶豆  :香りが高く甘みも強い。豆がやや茶色っぽいのが特徴です。
  • だちゃ豆:とうもろこしにも似た、独特の香りと甘みがあります。
  • 黒豆  :お正月にで食べる黒豆の未熟豆です。丹波産がとても有名です。コクとうまみがあります。

選び方

豆がふっくらとしていてさやの緑色が鮮やかなものや枝の間隔が狭く、さやが密生しているものが良質です。また産毛がびっしりと付いているのが新鮮な証になり、枝が茶色く枯れかかっているものは新鮮ではありません。枝豆は収穫してから時間が経つにつれ、糖分や風味が落ちてしまいます。今では収穫されてからすぐに冷凍されて販売されている枝豆があるので枝豆は購入してからすぐに食べるか、冷凍食品の枝豆を活用するなどすることをおすすめします。

調理のコツ

枝豆に含まれているビタミンCは水溶性のため、水にさらしすぎたり茹ですぎると、栄養が流れてしまいます。ここで茹で方をご紹介しましょう!

  • 茹でる前に、ハサミでさやの端をカットすると塩味が染み込みやすくなります。
  • 多めの塩でよくもみ、産毛を落とし、しばらく置いておくと残留農薬などを軽減させることができます。その後に沸騰したお湯に塩を入れ、塩もみした枝豆は洗わずに入れてください。
  • 沸騰してから4分ほどで火を止めます。ザルに取り出し、そのまま自然に冷ましましょう。余熱で火が通るので、固めかな?と思うくらいで大丈夫です。茹で過ぎてしまうと、旨味がどんどん流れ出てしまうので注意してくださいね。

枝豆に対しての執筆者の思い

枝豆を立てる

枝豆と言えばビールのおつまみにぴったりのイメージがありますが、子供も枝豆は大好き!おやつの代わりに枝豆を食べて栄養バランスを取るのもおすすめです。枝豆は簡単に調理がしやすいため、晩御飯の一品としてプラスしてみるのも良いでしょう。
日々のほんの少しの心掛けが、健康へと繋がります。美味しく食べて、元気な体づくりを目指しましょう!

 

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