大根の栄養には「抗菌作用」「胃腸の不調」「ダイエット」など健康維持に優れた効果がギッシリ!!

大根の効果とは

年中手に入る大根はレシピも豊富で便利な野菜です。普段何気なく食べている大根には健康維持に役に立つ栄養がギッシリ詰まっています。この記事では大根の栄養効果について、体に良い理由を解説します。

執筆者:ASUKA

資 格:食生活アドバイザー2級|フードインストラクター認定|食育指導士

大根の栄養効果について

大根の栄養

大根おろしを食べた時、辛味と思ったことはないでしょうか?その辛味が大根の栄養です。その方にも体に嬉しい栄養効果に期待できるのでご紹介していきます。

大根の辛みには強い抗菌作用あり

大根の辛味の正体はイソチオシアネートという成分です。イソチオシアネートは、「切る・すりおろす」といった、細胞を壊すことで表に出てくる成分です。

このイソチオシアネートには強い抗菌作用があります。
お刺身や牡蠣などの料理に大根おろしが添えられているのを見かけたことがありませんか?これは抗菌作用を目的として使われていることが多いのです。

イソチオシアネートには白血球の働きを活発にさせる働きがある成分のため、細菌やカビなどへの抗菌作用が高まります。

イソチオシアネートは胃液の分泌を促してくれます。この為、二日酔いや胃の調子が悪い時、胸焼けをする時などに大根おろしを食べると改善が期待できる優れた効果があり、胃腸の健康維持に役立つ野菜といえるでしょう。
外食が続く時など、積極的に摂りたい野菜ですね!

抗酸化作用が働くことで体内で増えた「活性酸素」を抑え、細胞が元気にいられるように守ってくれます。細胞が元気な状態で保つことで免疫力もアップ、アンチエイジングにつながることにもなります。
強力な抗酸化作用は解毒作用を強め、がん細胞分裂の増殖も抑える働きもあり、血栓を作りにくくする為、血液がサラサラになり生活習慣病予防にもなります。


代謝アップで痩せやすい体質へ!

イソチオシアネートを摂ると代謝が良くなります。
新陳代謝が良くなると運動をしなくても基礎代謝が上がるため、カロリーも消費され脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすい体質になるため、体重が気になる方には嬉しい働きです。

大根には食べ物を消化し分解してくれる「酵素」が多く含まれ、消化の力をアップする働きがあります。
消化酵素のジアスターゼはでんぷん、タンパク質分解酵素のプロテアーゼはタンパク質、リパーゼは脂質を分解してくれる酵素です。
酵素をたくさん摂ることで消化力がアップし、スムーズな消化や分解が行われるためダイエット中の方、体重が気になる方には積極的に摂ってもらいたい成分です。

ジアスターゼには「発がん物質」を解毒する働きがあります。
焼き魚にひとつまみの大根おろしが添えられているのを見たことはありませんか?これは、焼き魚の焦げの部分に含まれる発がん性物質を無毒化させる働きによるものなのです。当たり前の光景にも、大根おろしの役目がきちんとあることが分かりますよね!?

酵素には腸内環境を整える働きがあるため、消化不良、便秘といった胃腸の 不調改善に効果的です。
健康を維持するには、腸内環境を整えることはとても大切なこと。腸と健康は切り離せない関係なのです。

ビタミンCで肌のコンディションを整える

大根にはビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCにも体を老化から守る「抗酸化作用」があり、シミやシワなど肌の老化につながるメラニンを抑える働きを担ってくれます。また、たるみ対策にはコラーゲンが必要ですが、それを作るにはビタミンCが必要不可欠。
ビタミンCを摂ることは、美肌環境が整うということなのです。

大根の栄養を逃さず摂る方法

大根おろし

大根には胃腸の働きを整える働きやががん細胞の抑制があります。また、辛味成分には血栓を防ぐ作用などに期待できる食材です。ビタミンCは加熱に弱く大根おろしで食べることでその効果を発揮します。

すりおろしたら15分以内に食べる

イソチオシアネートは空気に溶けやすい性質のため、すりおろしたら15分以内に食べることをおすすめします。
大根おろしの辛味成分は、大根の部位によって含まれる量が違います。辛味を出したくない時は、辛味成分の量が少ない葉に近い部分で大根おろしをしましょう。辛味成分は大根の細胞が壊れることで表に出るため「目の粗いおろしの器」ですりおろすと、壊れる細胞の数が少なくて済み、辛味を和らげることができますよ!

ビタミンCを多く摂るなら

ビタミンCは大根の皮に多く含まれているため、皮ごとすりおろすことでより多くのビタミンCを摂ることができます。葉には5倍のビタミンCが含まれています。、細かく刻んで手作りのお漬物にしても良いですね!

大根の選び方とおすすめな保存方法

大根の選び方

選ぶ時のポイントは大根の葉の緑色が鮮やかで、みずみずしいもの。ひげ根が目立たない、ひげの感覚が広いもの、表面にハリとツヤがありずっしりと重みがあるものを選ぶポイントにしてください。また葉が黄色いものは鮮度が落ちる為、避けて購入するように注意してください。

おすすめの保存方法

葉がついている場合、葉から水分がどんどん蒸発するため、葉はすぐに切りましょう。
使いかけの大根はラップで包み冷蔵庫に「立てて」保存します。横向きに保管すると「縦に伸びる」大根の性質上、余分なエネルギーが使われてしまいます。自然の姿に近い状態で保管することが大切です。丸のままの場合は新聞紙に包み冷暗所で保管しましょう。

まとめ

ハンバーグと大根おろし

年中手に入る大根には優れた成分がたくさん含まれているため、揚げ物や肉料理などと一緒に食べる習慣をつけると、自然とヘルシーな食生活が送れますよ!

 

この記事をシェア