そのダイエット法あなたに合ってる?徹底解説!
糖質制限ダイエットが向いている人・向いていない人

向いている向いていない人の特徴

ダイエットが成功するには、自分に合ったダイエット法をみつけことがとても大切です。どんなに、人気なダイエットでも生活環境や体質に合っていなければ、ダイエットに成功するのは難しくなります。

そこで本記事では、糖質制限ダイエットが向いている人・向いていない人の特徴について徹底解説していきます。糖質制限ダイエットを始めようか悩んでいる人は参考にしてみてくださいね!

執筆者:堀口紗矢香

資 格:管理栄養士

糖質制限に向いている人の特徴

まずは、糖質制限が向いている人から解説していきます。
糖質制限が向いている人の代表的な特徴として、以下の3つが挙げられます。

  • 運動することが好きじゃない人
  • 主食よりおかずをいっぱい食べたい人
  • 食べる量を減らしたくない人

それぞれについて、以下で詳しく解説していきます。

運動することが好きじゃない

糖質制限が向いている人の1つ目の特徴は、運動することが好きではなかったり、運動する時間が取れない人です。

糖質は運動することで、消費されます。しかし、運動習慣がなく、日常的に活動量の少ない人は、糖質の消費量が少なくなりやすいです。そして、消費されなかった糖質は、脂肪として蓄えられていきます。

そのため、運動することが難しい人や運動が苦手でしたくない人は、糖質の摂取量を減らすのがおすすめです。少ない糖質の量なら通勤や家事などの日常生活の中でも、消費できます。

糖質制限は、ダイエット中でも運動が難しい人でも取り掛かりやすいダイエットの1つです。

主食よりおかずをいっぱい食べる

糖質制限中は主食であるごはんやパン、麵類を減らす代わりにおかずをいっぱい食べることが大切になります。そのため、おかずをいっぱい食べたい人には、嬉しいダイエット法です。

おかずをいっぱい食べてもいい理由は、肉や魚、野菜は糖質の量が極めて少ないので、糖質制限中でも気にせずに食べることができます。また、糖質制限はカロリーを中心に考えているものではなのため、脂っこいものが禁止ではないのも魅力です。

おかずをいっぱい食べられるので、食べられる食材や味のバリエーションも多いので飽きにくく、食事の満足度も保てます。

食べる量を減らさなくてもいい

糖質制限は糖質の量は減らしますが、食べる全体量は減らす必要がないのが特徴です。厳しい食事制限ができなくて、ダイエットを挫折してきた人でも取り組みやすいのが特徴の1つです。

糖質制限では、糖質の代わりのエネルギーになる、タンパク質や脂質をしっかりと摂る必要があります。また、栄養不足にならないために、ビタミンやミネラルもたっぷりと摂取することが鉄則です。そのため、食事量を必要以上に減らすことはおすすめできません。

しっかりと栄養素を摂るために、量を減らすのではなく質を考えることがとても大切です。ただし、食べ過ぎには注意してくださいね。

糖質制限に向いていない人の特徴

糖質制限が向いている人の特徴に当てはまらなかった人は、糖質制限が向いていない可能性があります。
糖質制限が向いていない人の特徴は、以下の4つです。

  • タンパク源などの、栄養が不足している人
  • 筋肉量が少ない人
  • ストレスが多い生活を送っている人
  • カロリーを摂ることに罪悪感がある人

糖質制限が向いていない人の特徴についても、以下で詳しく解説していきます。

タンパク源など、栄養が不足している人

野菜中心の食事をしていて、タンパク質や脂質が不足している人は、糖質制限は向いていません。糖質制限で糖質が少なく、さらにタンパク質や脂質もない状態では、体を動かすためのエネルギー源になる栄養素が何もない状態になりやすいです。

エネルギー源になるものがないと体は筋肉を分解し、エネルギーを作り出そうとします。筋肉が分解されて減ってしまうことで、基礎代謝が下がり、痩せにくい状態になってしまうのは確実です。また、栄養素が不足することで、さまざまな体調不良を引き起こす可能があります。

糖質制限ダイエットは、栄養をしっかりと摂る必要があります。栄養が不足していると感じる人は、糖質制限をする前にバランスの良い食事を心がけましょう。

筋肉量が少ない

筋肉量が少ないと糖質制限しても思ったように痩せない可能性があるため、おすすめできません。

筋肉量が少ない状態では、基礎代謝も低くなります。基礎代謝とは、意識的に体を動かさなくても消費されるエネルギーです。さらに、簡単にいうと「何もしなくても使われるエネルギー」のことをいいます。

糖質制限は、カロリーを制限しているわけではないので、食べたものをしっかりと燃やせる体でなければいけません。基礎代謝が低いと食べたものを燃やしにくいので、まずは燃やせる体をつくりましょう!

筋肉をつけるためには、運動は欠かせません。筋肉が少ない状態で糖質制限をする場合は、糖質制限と同時に運動をして、筋肉量を増やすことを意識してください。

ストレスが多い生活スタイル

仕事や家事などでストレスが多い生活をしている人は、さらにストレスを感じてしまう可能があるので糖質制限は向きません。

ダイエットをすることで、食事に制限がかかったり、運動習慣をつけたりすることでストレスを感じる人もいます。さまざまなダイエット方法がある中でも、糖質制限は血糖値が下がることが原因で、「イライラ」を感じやすくなります。

日ごろからストレスを抱えている人は、解消することが健康に痩せるための第一歩です。心身ともに休養を取り、ストレスを解消できるようにしてください。

カロリーを摂ることに罪悪感がある

糖質制限中は、タンパク質や脂質をしっかりと摂る必要があります。そのため、糖質を制限した分のカロリーは、タンパク質や脂質で補います。摂取するカロリーが減るわけではないので、ダイエット中にしっかりと食べてカロリーを摂ることに罪悪感がある人には、向いていないダイエット方法です。

また、糖質制限中にカロリーが不足すると基礎代謝を下げ、痩せない原因になります。糖質制限とカロリー制限ダイエットは混同しやすいですが、全く違うダイエット方法であることを理解することが大切です。

糖質制限するときは、必要量のカロリーをタンパク質や脂質からしっかりと摂るように心がけましょう。

糖質制限をしてはいけない人

向いている、向いていないにかかわらず、糖質制限をしてはいけない人もいます。
糖質制限をやってはいけないのは、以下の3つうち1つでも当てはまる人です。

  • 血糖値を下げる薬を飲んでいる人
  • インスリン注射をしている人
  • 現在通院している人

これらが当てはまる人は、自己判断で糖質制限を行っては絶対にいけません。

糖質制限をすることで、必要以上に血糖値が下がってしまうリスクがあります。また、タンパク質や脂質の量を制限することが必要な病気にかかっている場合は、糖質は貴重なエネルギー源です。

もしも、糖質制限を考えているようでしたら、かかりつけの医師に1度相談をしてくださいね。また、次のような人も糖質制限することはおすすめできません。

  • 成長期の人
  • 妊娠中の人
  • 健康な65歳以上の人

上記3つが当てはまる人は、しっかりと栄養を摂る必要があります。糖質制限するのではなく、バランスの良い食事を心がけることがおすすめです。


糖質制限ダイエットは糖新生が重要

糖質制限をすると体では、糖新生が起こりエネルギーをつくりだします。糖新生という言葉が、聞きなれない人もいるのではないでしょうか?しかし、糖質制限をする上で糖新生は、とても重要な働きを持ちます。糖新生と糖質制限の関係を以下で詳しく解説していきます。

栄養不足による原因

糖質制限で体のエネルギーとなる糖質が少なくなったときに、起こるのが糖新生です。エネルギーが不足しているときに糖新生は起こり、筋肉の合成を妨げます。

糖新生とは、体で糖質が不足しているときに、肝臓や腎臓で起こる代謝経路のことをいいます。アミノ酸や乳酸、グリセロール(脂質)などの糖質以外の物質からグルコース(糖)を作り出すことです。

糖新生のときに使われるアミノ酸は、筋肉を作るのにも重要な材料です。糖新生で使われることで、筋肉を作るのに使われるアミノ酸が足りなくなります。また、アミノ酸が足りないときは、筋肉を分解して、アミノ酸を作り出すこともあります。

タンパク質や脂質などの栄養不足のときに糖新生が起こると、体脂肪を分解するだけでなく、筋肉も分解して基礎代謝を下げてしまうので注意が必要です。

血糖値の調整が原因

糖新生は、血糖値の調整のために行われます。糖質制限をしているときは、血糖値が下がっているので、上げるために糖を作り出そうとします。

一般的に、食後3時間程度で食事から摂取した糖質をエネルギーとして使いきり、その後は糖新生でエネルギーを作り出すことが多いです。しかし、食事の時間が大幅に遅れてりして低血糖状態が続くと、ソモジー効果が起こることもあります。

ソモジー効果とは、低血糖状態のときに起こります。血糖値を上げようと糖新生が起こり、必要な量以上の糖を作り出してしまい高血糖になってしまうことです。

糖質が足りなくなったら、糖新生で脂肪や筋肉を分解しながら血糖値を維持しています。しかし、不規則な食事を続けていると血糖値の維持がうまく出来なくなることがあるので、規則正しい食生活を意識してください。

カロリー制限によるエネルギー不足が原因

糖新生はエネルギーが不足しているときに起こり、筋肉や脂肪を分解していきます。

エネルギー不足の状態でわかりやすいのが、山などで遭難して何日も食事を食べられないときです。飢餓状態になっても人は、糖新生によりエネルギーを作り出すことができるので、カロリーが不足してもすぐには体に影響は出ません。

しかし、日常生活で飢餓状態のように、エネルギーが不足するほどのカロリーを制限することはおすすめできません。もちろん体重は落ちますが、脂肪だけでなく筋肉も落ち健康的に痩せていくことは難しいからです。

筋肉を落とさず、健康的に痩せていくにはカロリーをしっかりと摂ることもポイントになってきます。

糖質制限をするなら栄養を満たすべき

糖質制限は人気なダイエット方法の1つですが、向いている人・向いていない人がいます。自分が生活環境や体質から、始める前に向いているか向いていないかを知ることがダイエットを成功に導きます。

  • 向いている人の特徴

    • 運動することが好きじゃない
    • 主食よりおかずをいっぱい食べる
    • 食べる量を減らさなくてもいい
  • 向いていなに人の特徴

    • タンパク源など、栄養が不足している人
    • 筋肉量が少ない
    • ストレスが多い生活スタイル
    • カロリーを摂ることに罪悪感がある

これらの、特徴から糖質制限が向いているか向いてないかを判断してみてくださいね。また、糖質制限はしてはいけない人もいます。
通院中の人や薬を飲んでる人は自己判断で糖質制限を始めず、1度かかりつけの医師に相談を必ずしてください。

どんなダイエット方法も向き不向きがあるので、自分にあった方法を見つけて健康的に痩せていきましょう!

 

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