第二の脳

腸内環境を整えると免疫力アップに繋がる秘密に迫る

近年、注目を浴びている臓器の1つが腸です。腸のお仕事は食べた物を消化吸収して排泄することですが、腸内環境を改善することで免疫力向上やさまざまな病気を予防することができることが期待されています。今回はなぜ、腸内環境を整えることで、さまざまな病気を予防することができるのかについて考えてみたいと思います。

執筆者:亀崎 智子

資 格:管理栄養士|中級食品診断士|野菜ソムリエ|無添加ふりかけアドバイザー|日本ファスティングコンシェルジェ協会(JFCA)認定講師(マスターファスティングコンシェルジェ)

ブログ:かめごはん

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腸内環境を改善して元気な体を手に入れよう

基本的に私たちの体は脳から指令を受けて日々さまざまな仕事を行っています。しかし、腸に関しては脳からの指令がなくても自身で判断をして動くことができる力が備わっています。そのため、別名「第二の脳」という呼ばれ方もしています。
そして、私たちの体における腸の働きと言えば、消化・吸収・排泄の3本柱と認識している人が多いのではないでしょうか。それも決して、間違えているわけではないです。しかし、実は腸は免疫にも強く関与している臓器であり、腸管免疫と呼ばれる免疫システムが存在しています。食べ物と一緒に体の中に入ってきた病原菌やウイルス等を排除することで元気な体を保つことができます。しかし、腸内環境が悪化してしまうと、この働きも低下してしまうことで、病原菌やウイルスに負けてしまうのです。その結果として、体調を崩しやすくなってしまいます。そのため、腸内環境を改善することで、腸管免疫の働きがアップし、さまざまな病気を予防してくれることが期待できるのです。

『第二の脳』と呼ばれる腸の働きとは?

別名『第二の脳』とも呼ばれることがある腸は、脳と密接に関係するとともに、免疫機能の働きにも深く関与している臓器の1つなのです。そして、私たちの体の他の部分は央から指令を受けて働くのに対して、腸は独立して働くことができます。そのため、腸内環境を整えることで免疫のシステムが正常に働くサポートをしてくれることを期待できるのです。

食べ過ぎや偏った食事が気になる方

男女ともに朝早くから夜まで働いている人が多い今の社会では、食事作りに時間を割くことが難しいという人も少なくないです。ついつい、外食や加工食品に頼ることも多くなるでしょう。決して、頼ることが悪いというわけではありません。しかし、外食や加工食品などは基本的に味付けが濃く、野菜が少ないなどバランスの悪い食事に陥りやすいのです。また、遅くまで働いて一息つくやストレス発散という意味で、お酒を飲みすぎるという方も多いでしょう。適量であれば、神経質になる必要もないのですが、ついつい夜遅くに食べ過ぎ・飲み過ぎが増えてしまうと、寝ている間も腸は働き続けることになってしまい、腸内環境は悪化してしまうのです。そこで、同じ外食や加工食品を使用するとしても、サラダや野菜が多めのメニュー、発酵食品を使用したものを選ぶなどの工夫をすることで、腸内環境を悪化することを抑えることはできるのです。

ストレスによる体調不良が気になる方

一見、関係ないように思われがちですが、腸は「腸管免疫」があり、「第二の脳」とも呼ばれるほど、免疫とは切っても切れない重要な役割を果たしている臓器なのです。現代人は仕事や人間関係さまざまなストレスに悩まされている人が多いです。ストレスが多くなると、睡眠の時間が短くなり質が落ちたり、飲酒の量が増えたりすることが多いです。そのため、規則正しい生活を送ることが難しくなり、腸内環境が悪化してしまいやすくなります。そして、腸内環境が悪化すると、免疫が低下してしまい、体調を崩しやすくなります。ストレス解消を上手に行うことができないと、この負のループに飲み込まれてしまい、抜け出すことが難しくなるのです。
ただ、ストレスをゼロにするのは現実的に難しいです。しかし、少なくしたり、自分なりの解消方法を見つけたりすることで、少しのストレスには負けないようにすることは可能です。そうすることで、腸内環境も改善することができ、免疫力を高めることを期待できるのです。<>

バランスのよい食事に発酵食品を取り入れる

腸内環境は善玉菌と悪玉菌、日和見(ひよりみ)菌の3種類が共存することで保たれています。日和見(ひよりみ)菌は腸内環境にあわせて、善玉菌を応援したり、悪玉菌を応援したりします。そのため、腸内環境を改善するためには、肉・卵などの動物性食品や加工食品などを過剰に食べることは避けて、野菜や発酵食品などもしっかりと取り入れることが大事です。また、腸が疲弊するのを防ぐためにも、消化吸収に負担をかけすぎないということも大事です。善玉菌が優勢になることで、免疫力のアップが期待できます。そこで、しっかりと発酵された発酵食品を取り入れることで消化吸収の負担を減らし、善玉菌を増やすことをおすすめします。

ストレス軽減で規則正しい生活を送ろう

日々の生活の中で、ストレスをゼロにすることは不可能です。「第二の脳」と呼ばれることもある腸であるので、ストレスが過剰に蓄積してしまうと、腸内環境が悪化してしまう原因にもなり、体調不良や病気を引き起こしてしまうこともあります。
自分なりのストレス解消を数個見つけておくことも大事ですし、睡眠をしっかりととることも必要です。
働いていると、規則正しい生活を送るというのはなかなか難しいですが、夜遅くに食事をして、そのまま寝るというのは、睡眠中も腸が働いている状態であるので、過労で腸内環境が悪化しやすいです。
これらを防ぐためにも、可能な限りでよいので、ストレスを感じない程度にしっかりと睡眠や休息を確保できる規則正しい生活を送ることをおすすめします。

まとめ

腸内環境と免疫力が深く繋がっているという研究結果を目にすることが増えてきました。そして、腸は脳からの指示がなくても自分で判断して働くことができることも注目を浴びています。私たちの体が保有している免疫細胞の約60%は腸に存在していることもあり、腸内環境の状態により免疫力が高まったり低下したりするともいわれています。
そのため、善玉菌を増やすために本物の発酵食品を取り入れたり、ストレスを軽減したりすることで、腸内環境が改善されて、免疫力がアップして、さまざまな病気を予防することにも繋がります。薬ではなく、食事や生活習慣を変えることになるので、すぐに効果を実感できるというわけではありません。しかし、簡単に挑戦できることであるので、まずは1ヶ月試してみることをおすすめします。

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