青魚に多く含まれるdha・epa|生活習慣病の予防も期待!!

青魚に含まれるDHA・EPA

DHA・EPAの栄養成分の効果には、かなり違いが見られますが、ほとんど同じような効果を語られます。どちらも、青魚に含まれる高度不飽和脂肪酸です。
DHAはドコサヘキサエン酸といい、EPAはエイコサペンタエン酸と呼ばれる必須栄養素です。DHA・EPAは体内で作ることができません。口からしか摂取出来ないオメガ3系脂肪酸です。
DHA・EPAの油は酸化されやすく、酸化された油を摂り入れると、活性酸素を生み出します。

DHAの基礎知識

DHAは血液脳関門を通過できる栄養素です。血液脳関門というのは、アミノ酸やアルコール、ブドウ糖など一部の物質しか通過できません。細胞を有害物質から守るバリア機能になっています。
脳内のオメガ3脂肪酸が蓄積されているのは、DHAでEPAは蓄積されていません。血液脳関門の細胞がDHAを合成している可能性があって、血液脳関門をDHAのみが通過できます。その追跡をしている研究から、アストロサイト(中枢神経に存在する神経細胞)の中でDHAが合成されていたことが分かりました。EPAは血液脳関門でDHAに変換されます。DHAは脳の細胞に入り込んで脳を活性化させ、情報伝達機能を向上させる働きをしています。
乳幼児や幼児の発達段階で、DHAの栄養素を摂り入れると、知識を即急に吸収できる知能指数のよい子を育てることができます。



EPAの基礎知識

EPAは1960年代後半に発見され、栄養効果は血液サラサラの働き、血栓予防や中性脂肪を減らす働きをしています。血栓予防効果に期待が持て、中性脂肪やコレステロールの善玉金を増やし、血液サラサラにしてコレステロール値を下げます。血液サラサラになることは血液の流れを良くすることです。ですから、高脂血症や動脈硬化、脳梗塞などの予防になります。
EPAはシーフードだけに含まれる脳血栓や心筋梗塞の予防できる栄養素です。血液や血管を丈夫に健康維持することができます。EPAは体の中でDHAに変換することがあります。EPAは摂取すれば増えますし、摂取しなければ減ります。そのためにも、EPAの含んだものを摂取した方が、DHAも増えるのです。DHAを摂取してもEPAは増えません。

DHAの栄養素

1989年に日本の子供の知能指数が高いのは、魚食の影響があるのではと研究が始められました。脳や神経系、網膜に豊富に含まれる栄養素です。マグロ・イワシ・サンマなどの青魚です。
DHAの栄養素は、ガンやアレルギー作用の抑制があるといわれています。近年さまざまなガンや、アレルギーの発生率が高いです。これは、魚の摂取量との相関関係が原因といわれています。DHAには、ガンを発生させるプロスタグランジンという発がん物質を抑えることができる働きがあります。アレルギーはヒスタミンやロイコトリエン、PTF(転写因子)などが過剰に生産。DHAにはPTFを阻害しアレルギーを抑えることができるのです。
血栓をできにくくして、LDL(悪玉コレステロール)を減らす働きがあり、脳細胞を活性化させ頭の働きを良くします。
DHAは乳幼児の脳や神経の発達に、高齢者の痴呆にも効果があるといわれています。DHAはEPAと同じように摂取しても、増減がEPAのように起こりません。また、DHAはEPAほどエビデンスがはっきりしていないのです。DHAの蓄積は脳・神経・網膜・心臓・精子・母乳に多いです。
EPAは長い年月を経てエビデンスがはっきりと分かっています。現在高脂血症や閉塞性動脈症の治療薬として使われています。

▼EPAの働きとは

  • 血小板の凝集を抑える

  • 血管を拡張する

  • 血栓を溶かす

  • 血液中の中性脂肪を減らす

これからいえることは、EPAは成人が摂取し、DHAは子供や乳幼児、老人が多く摂取する方が効果的です。なぜなら、EPAは血液をサラサラにし、血管を強く丈夫にして血液の流れを良くするからです。DHAは脳や神経に存在し母乳に含まれ、脳の情報伝達機能を向上。痴呆などにも改善がみられる報告があります。魚油はDHAが必ず入っているので、EPAの入った食材を摂取するとDHAは必ず増えます。DHAは体内で変化はありません。EPAは食生活で大きな変化があります。

今更だけど「DHA・EPA」にはどんな効果が期待できる?

▼心血管疾患

DHA・EPAの含まれた食材を摂取すると、心血管疾患の死亡率は比較的低いエビデンスはあります。
サプリメントによる予防効果は認められません。

▼美容効果

DHA・EPAを摂ると角質細胞をつなぐ働きがあります。そのためこれらを摂取すると乾燥肌や敏感肌を予防。
血液サラサラになって新陳代謝を良くします。
新陳代謝が良くなれば、ターンオーバーを正常にするので、美肌を作ることができます。老化は新陳代謝の衰えからです。
オメガ3系脂肪酸は艶肌、美髪が作れて美容効果が現れます。

▼血液サラサラ

血液サラサラは、EPAの働きによるものです。DHA・EPAが同じよう扱われますが、EPAはエビデンスがはっきりして、薬にも活用されています。しかし、DHAはまだそれほど研究が進んでいません。初め日本の子供の知能指数が高いことから研究が始まりました。脳の発達に影響があることだけが、今のところ分かっています。



▼免疫力の向上

DHAは免疫力の向上の働きが分かっています。インフルエンザの予防に、DHA代謝物は体内にウイルスが侵入し増殖を抑制する効果などのエビデンスがあります。
免疫力の向上胃ガン・肝硬変・肝臓ガン・子宮ガンなどの予防効果も期待できます。

▼脳神経の再生

DHAの働きは脳神経の情報伝達や、脳神経の保護、脳細胞の活性化などの働きです。
DHAの研究はそれほどまだ進んでいませんが、脳に関係あるエビデンスはしっかりとあります。脳の発達や、認知症・アルツハイマー病・パーキンソン病の予防などです。

▼アトピー性の改善

アレルギー症状の原因物質ヒスタミンの生成を抑制します。
プロスタグランジンはアトピー性皮膚炎の痛み・炎症・発熱などの不快な神経シグナルを増強する作用で、アレルギーの改善をします。

▼生活習慣病の動脈硬化の予防

EPAは中性脂肪やコレステロール値を下げ、常温では固まらない脂です。血液がサラサラになるので、生活習慣病や動脈硬化、高血圧症を予防します。

「DHA・EPA」の選び方

DHAとEPA合わせて1日に1000㎎/日摂ることが必要と厚生労働省は言っています。
DHAとEPAのサプリメントによる効果は、オックスフォード大学の大規模研究の結果効果が認められなかったと発表されています。

オックスフォード大学の模研究結果

さまざまな研究でサプリメントを摂るより、魚を食べるほうがDHA・EPAの効果は取り入れやすいといわれています。オメガ3系脂肪酸を週に2回摂り入れると良いです。オメガ3系脂肪酸は「クルミ」「アマニ油」「青魚」からも摂れます。サプリメントについてはさまざまな研究で効果がないといわれている報告もあります。
青魚を選ぶときは新鮮な魚を選ぶことが大切です。青魚の油は足が速いので、新鮮でないと活性酸素を生み出します。それを補うのには抗酸化作用の強い野菜と一緒に摂り入れることが大切です。匂いがない、えらが鮮やか、軽く押すと弾力があるなどを目安にすると良いでしょう。

財団法人相模中央科学研究

研究結果はカプセル入りの健康食品レベルのもので、人による研究を行ったところ、アルツハイマー痴呆5例のうち全部、改善がみとめられたとあります。

  • EPAが配合されたもの

  • 酸化防止成分を含んだものを選ぶ:ビタミンE・アスタキサンチン・セサミンなどの抗酸化作用を持つ成分が一緒に配合

  • 魚の香がするものがあるので、小さなカプセルのもの

  • GMP認証工場で製造されたもの GMP認証とは国によって定められた製造品質管理基準のもの

飲むときの注意

DHA・EPAのサプリは飲んでも効果が期待できないという研究結果があちこちで出ています。しかし、少ないですが効果があるという研究結果もあります。という事は現段階ではサプリメントについてははっきり分からないことになります。
飲むときの注意は次のようになります。

  • 魚には水銀を含んだものがあるので注意が必要

  • 食事と一緒に摂らないと胃に負担をかける

  • 一日何回かに分ける

  • 魚類や甲羅類のアレルギーがある人は注意

  • 抗凝固藥や非ステロイド性抗炎症薬を飲んでいる人はかかりつけ医に必ず相談

  • ビタミンAやビタミンDが含まれたものを大量に摂取すると毒となる

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